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たけしの健康エンターテイメント! みんなの家庭の医学 毎週火曜よる8時

家庭でできる!内臓若返りスペシャル 絶対知っておきたい4つの法則

番組放送日:2011年06月28日

日本海に存在した、知る人ぞ知る「日本一心臓が若い島」

心臓若返りの法則!「心臓を若返らせる3大ミネラル」とは? 

肝硬変寸前の肝臓を若返らせた驚異の女性!

奇跡を可能にした肝臓若返りの法則!「小分けダイエット」の正体とは? 

腸年齢が50歳も若い村を発見!その名も「便が臭わない腸人村!」

腸を若返らせる法則!「腸のゴールデンタイム」とは? 

御歳90歳!大正生まれの現役ピアニストの全身を徹底解剖!

五臓六腑の若さを保つ極意とは? 

 

日本海に存在した、知る人ぞ知る「日本一心臓が若い島」

心臓若返りの法則!「心臓を若返らせる3大ミネラル」とは?

 

『少し階段を駆け上がっただけで息が切れ、心臓はバクバク。』年だなぁ…と感じる経験はありませんか?一体、どうすれば心臓の若さを保つ事ができるのか?調査すると、ある興味深い事実を発見!それは、急性心筋梗塞の年齢調整死亡率が日本一低いのは「島根県」というデータ。(※厚生労働省 平成17年 都道府県別年齢調整死亡率)ならば、島根には心臓を若返らせる何かがあるはず!と、早速現地へ向かいました。

まず訪れたのは、これまで3万人以上の心臓を画像診断してきたスペシャリスト 田邊一明先生(島根大学医学部 循環器内科教授)。先生によると、心臓の老化とは『心筋のしなやかさが失われること』だといいます。


心筋とは?
心臓を動かしている筋肉。心臓は他の臓器とは違い、ほぼ全てが腕や脚と同じような筋肉でできているため、加齢で身体が硬くなるように心筋も硬くなり、しなやかさを失ってしまう。これこそが、誰にでもおこる心臓の老化。

そこで、心臓若返りのヒントを探しに、田邊先生と共にある島へ向かいました。そこは、急性心筋梗塞の年齢調整死亡率が島根県で一番低い、つまり日本一低い島、隠岐諸島の最南端に位置する知夫里島(ちぶりじま)。人口のおよそ半分が65歳以上のお年寄りですが、その多くが今も現役で漁業や牧畜などに精を出しています。


果たして、島の皆さんの心臓は本当に若いのか?

 


(※心臓の断面図)
 

心臓は、左心室が拡張することで心房から血液をとりこみ、収縮することで大動脈から全身へ血液を送り出しています。加齢により心筋のしなやかさが失われて硬くなると、左心室の機能が低下し、血液を引き込む際に拡張する瞬間のスピードが遅くなるのです。

 

 

そこで、心エコーで島の皆さんの左心室の拡張スピードを測定し、年代別平均値と比較して心臓年齢を割り出すことに。

結果、27人中なんと3分の1の9人が実年齢より10歳~20歳も若い心臓の持ち主だったのです!

※Daimon M,et al:Circ J(2008;72:1859-1866)「臨床心エコー図学 第3版」文光堂より


中には、ご夫婦揃って若かった方も。牧畜業を営む川本巌さんは、78歳にして心臓年齢は60代。奥様のさち子さんは、71歳で50代の心臓でした!そこで、お二人の生活を見せて頂き、心臓を若く保つ方法を探ることに。※お二人には歩数計をつけてもらい、一日の運動量も調べました。 


【川本さんの一日】
 

 

午前5時 朝食。煮物に目玉焼き、塩鮭、お豆腐の味噌汁、納豆。しかも、ご飯は大盛り!


午前5時半 二人揃って牛舎へ。牛舎を中心に3ヶ所の牧場を回ります。
午前7時 30度以上の急傾斜をのぼり、牛を放牧している山へ。毎朝牛に餌をやり、健康状態を確認します。
午前9時 朝の仕事を終え、帰宅。オヤツにバナナを食べると、お父さんは山へ牧草刈りに。お母さんは自家菜園で畑仕事。島では、ほとんどの家庭が自家菜園を持っており、野菜はほぼ自給自足です。

 

  午前11時半 昼食。毎日毎食が、島で採れた海の幸・山の幸のゴチソウばかり。昼食後は再び仕事へ。

 

  午後6時半 夕食の支度。とにかく品数が豊富で、島で採れる新鮮な旬の食材に溢れた夕食です。


午後8時 就寝。
歩数計は、巌さん7985歩 さち子さん9540歩。70代にしては、お二人とも立派な運動量でした。

心臓の若さを保つご夫婦の生活から、先生が注目したポイントは?
ご夫婦の生活を田邊先生に観てもらい、心臓年齢の若さのポイントを探ってもらうことに!

【心筋若返りポイント①】仕事
まず、先生が注目したのは仕事の様子。斜面を登ったり下ったりすることで、“第二の心臓”と呼ばれる脚の筋肉が鍛えられていると思われます。川本さんに限らずこの島の人々はみな、脚の筋肉が鍛えられていることが心臓年齢の若さに繋がっていると考えられます。

【心筋若返りポイント②】食事
特に注目したのは、「バナナ」と「海藻」。知夫里島では、昔からバナナが貴重なオヤツ。島の人たちの多くが毎日1本は食べていると言います。実は、バナナにはマグネシウムカリウムが、そして海藻にはカルシウムが豊富に含まれています。全身に血液を送り出すポンプである心臓は、絶え間なく拡張と収縮を繰り返しており、心筋の拡張にはマグネシウムが、そして収縮にはカルシウムが作用しています。この2つのミネラルを十分に摂る事が心筋の若さを保ち、正しい拍動を刻むカギ!そして、もう1つのミネラル、カリウムは体内の過剰な塩分を排出して高血圧を防ぎ、心臓への負担を減らすことで心筋の若さを保つのに役立ちます。川本さんを始め、島の人たちは、「マグネシウム」「カリウム」「カルシウム」3つのミネラルを摂っていることが、心筋の若さを保つ大きな要因だと考えられます。


 

【名医が解説!】心臓の老化について詳しくお話します

 

 

島根大学医学部 循環器内科教授

田邊一明先生

 

 

これは、心臓の筋肉の模型です。実物より少し大きめです。
心臓の大きさは、大体その人のこぶしと同じぐらいです。

 

  上から見ると、大きい部屋が左心室、小さい部屋が右心室です。

 

 

心臓は心筋と呼ばれる筋肉でできた臓器で、このように1枚の筋肉で出来ているという学説が発表され、最近注目されています。

1枚の筋肉が巻き込むことによって“心室”という部屋を作っているのです。


心筋そのものが老化することで機能が落ちていきますし、動脈硬化によって血液(栄養)が十分に心筋に行き渡らない事も、機能が落ちる原因となります。そうなると細胞が死滅し、心筋のしなやかさが失われてどんどん硬くなっていきます。若い心臓はコンニャクのような弾力がありますが、細胞が死んで硬くなると硬式テニスボールのような硬さになります。一旦硬くなると元に戻りませんので、そうなるまでに食生活などを改善することによって、しなやかな心臓を維持することが大切です。


Q
:加齢によって衰えた心筋を若返らせるには?
Aポイントが大きく2つあります。
①   動脈硬化を予防し、心筋に負担をかけない。
②  
3大ミネラルを多く摂る食生活や運動をすることで、心筋に十分な栄養を行き渡らせる。
これらを実現することで、機能をある程度アップさせることができます。

【心臓を若返らせる!】家庭でできる 心筋若返りレシピ
バナナ、魚、海藻類を毎日食べる事で、心筋に欠かせない3大ミネラルを豊富に摂っていた、島根県・知夫里島の人たち。その食事内容を、順天堂大学の管理栄養士・橋徳江先生に分析してもらうと…


 

順天堂大学医学部附属練馬病院

栄養科 係長
橋徳江先生

 

 

『知夫里島の平均的な食事に含まれる3大ミネラルの摂取量は、ミネラルの不足しがちな日本人の平均値(※1)はもちろん、厚生労働省が勧める1日の理想摂取量(※2)をも大きく上回っています。そして、カルシウムとマグネシウムの比率が2対1と、ベストなバランス!さらに、良質のたんぱく質をしっかり摂っています。たんぱく質は全体のカロリーの20%を摂取するのが目安ですが、知夫里島の1日平均たんぱく質摂取量はまさにその通り。』

※厚生労働省「(※1)平成21年 国民健康・栄養調査」「(※2)日本人の食事摂取基準(2010年版)」 


つまり、このゴールデンバランスの食事こそが心筋をしなやかに若々しく保つ秘訣だと考えられます。

 

 

しかし、毎食これだけの品数を食べるのは至難の業…。
そこで、知夫里島のゴールデンバランスを一皿で摂れる夢のメニュー作りに挑戦!


レシピ作りをお願いしたのは、もちろん…
カリスマ家庭料理研究家・奥薗壽子さん

『知夫里島の皆さんは、沢山のお野菜を召し上がっていてこの量を摂られていると思うのですが、それを一皿に食べられる量でまとめるのは非常に難しいかと思います。』


3大ミネラルを豊富に、しかもバランスよく一皿に凝縮するのは、さすがの奥薗さんにも簡単にはいかないよう…。果たして、奥薗さんはこの難問をどう解決するのでしょうか?

【今回の条件】

知夫里島の一食の3大ミネラルの平均摂取量をクリアした上で、
● カルシウムとマグネシウムのバランスが2~3対1
● たんぱく質が総カロリーの20%程度
…というゴールデンバランスを目指すこと!!


『心筋を若返らせる!ゴールデンバランス ワンプレートレシピ』

 

◆携帯・スマホサイト会員の方は心筋を若返らせる!【ゴールデンバランス ワンプレートレシピ】
   詳しいレシピと作り方をご覧いただけます。


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肝硬変寸前の肝臓を若返らせた驚異の女性!

奇跡を可能にした肝臓若返りの法則!「小分けダイエット」の正体とは?

 

重さ1.5キロと、内臓の中で最大の臓器である肝臓は、本来「老化」しない臓器。肝臓の細胞は極めて再生能力が高く、一定の周期で新たな細胞に入れ替わるため、常にフレッシュな状態を保っているのです。しかし、そんな肝臓も老化を余儀なくされてしまうことが。その原因は、元を辿れば「意志の弱さ」。ここに、その典型ともいうべき女性がいます。彼女の場合、意志の弱さはリバウンドという形で現れました。誰の心にも潜む落とし穴…彼女のリバウンド地獄の結末とは!?


※実際の患者さんへの取材と専門医からの指導をもとに構成しています。

M・Yさん(51歳・女性)

今から26年前。
当時、身長157cm、体重42kgと、
スリムなスタイルが自慢でした。
しかし、子供が大きくなるにつれ、
その体型に変化が。

 

 


元々、甘いものが大好きだったのに加え、「子供には手作りのものを」と毎日ケーキを作り、残った分はもったいないと食べてしまう…。そして、気づけば体重が30kgアップ。そこで、一念発起してジョギングを開始!しかし長くは続かず、その後も様々なダイエット器具を使うなどしてダイエットするも、すべて三日坊主。その都度、我慢した反動でドカ食いに走り、体重も急増。典型的なリバウンドを繰り返していました。

こうしてダイエットを決意してから、およそ20年。48才になったM・Yさんの体重は90kgを越えていました。ある日、風邪を引いて病院を訪れたM・Yさんは、勧められるままに血液検査を受けたところ、肝臓も検査することに。すると…変わり果てた肝臓の異変が明らかになったのです。

 

 

これは、当時の彼女と同じ状態の肝臓。健康な肝臓と比べると、全体に黄色みを帯びているのが分かります。彼女の肝臓は、脂肪をたっぷり蓄えた「脂肪肝」の状態になっていたのです。 これこそ、肝臓の老化現象。

画像提供:米田正人(横浜市立大学附属病院) 藤井英樹(大阪市立大学大学院)


それだけでなく、肝臓の老化は思わぬ恐ろしい病をも呼び込んでいました。その病とは…糖尿病


病名:糖尿病

肝臓に脂肪がついたことにより、M・Yさんは糖尿病を発症していました。実は、脂肪肝と糖尿病は表裏一体。カロリーオーバーの食事を続けると、余った糖が脂肪に変わり、肝臓に蓄積。これこそが肝臓の老化の正体脂肪肝」。脂肪肝になると、糖分をエネルギーに変えるインスリンの働きを妨げる物質が分泌されます。すると、血糖値を下げようと膵臓はさらに大量のインスリンを分泌。結果、膵臓が疲弊し、糖尿病を発症するのです。



【名医が解説!】脂肪について詳しくご説明します!

 

 

東京医科大学病院 副院長
糖尿病・代謝・内分泌内科 教授
小田原雅人先生


 

体内には脂肪を溜めるいくつかの場所があり、脂肪の付き方にも違いがあります。

皮下脂肪・内臓脂肪・肝臓脂肪の溜まり方の違いについて、模型を使ってご説明します。 

 

【皮下脂肪】

 

皮下脂肪は、皮の内側に溜まる脂肪です。だんだん厚くなっていきます。 

【内臓脂肪】

  小腸の裏側には腸間膜というものがあり、これには腸を落ちないようにする役目があります。

 

 

  内臓脂肪は、この腸間膜の表面にべったり付く脂肪です。内臓の表面にも付きますが、腸間膜に付くものが最も多いのです。

 

【肝臓脂肪】

  肝臓の脂肪は、肝臓の表面に付くわけではありません。肝臓の断面を見てみると、実際はもっと小さくて数が多いのですが、このように肝細胞がびっしり詰まっています。

 

  肝臓脂肪は、肝臓の細胞(肝細胞)の中に脂肪が溜まっていくのです。

 

 

これは、細胞を顕微鏡で見たものです。健康な方の肝細胞はびっしり健康な細胞が詰まっていますが、脂肪肝の方の場合、白く抜けている部分が脂肪滴といわれる脂肪の塊。そういったものが溜まってくるのが「脂肪肝」です。

画像提供:米田正人(横浜市立大学附属病院) 藤井英樹(大阪市立大学大学院) 



【検証!】脂肪肝でも無理なく続けられる「小分けダイエット」
脂肪肝から糖尿病まで発症してしまったM・Yさん。そんな彼女を劇的に減量させ、肝臓の脂肪を基準値以下にまで戻したという夢のダイエット法。それは、肝臓の脂肪を無理なく減らすことができるという、その名も「小分けダイエット」。これは、小田原先生が実際病院でも指導している医学的根拠に基づくもの。そのポイントは、「食事」と「運動」を小分けにすること。

 

【食事】 ダイエットの罠は、空腹感からドカ食いをしてリバウンドすること。
      そこで…3度の食事はしっかり食べた上に、お腹がすいたらガマンせず食べてよい。
      但し、間食は野菜だけ。
      ※野菜で空腹感が薄まることで、三食のカロリーも自然に減るといいます。

【運動】 食後すぐに運動すれば、摂取した糖はエネルギーとして消費され、新たな脂肪は
      蓄積されません。
      そこで…毎食後に10分、1日3回軽いウォーキングをする小分け運動をすること。



果たして、小分けダイエットでどの位効果があるのか?

 

 

漫画家の宮田登さん(琴剣)(50歳・男性)に協力頂き、実験を行いました。仕事中はほぼ机に座っているため運動量はゼロ。
腹囲138センチ、体重は145.4kg、内臓脂肪はメタボ基準の実に3倍以上!
しかも、肝臓の状態は、健康な肝臓に比べて形がいびつで、脂肪のせいで血管などが見えにくくなっている、「脂肪肝」。

27歳までお相撲さんだった宮田さん。当時の体重は100kgと、今の方が45kgも増えています。現役時代に培われた「食べる習慣」が引退してからもなおらず、太ってしまったのだといいます。


【宮田さんのある一日の食事】
朝食:ジャムたっぷりのトーストと卵焼き
間食:せんべい一袋とチョコレート
昼食:つけ麺、ご飯、てんぷらの盛り合わせ
間食:牛丼、スナック菓子
夕食:焼き魚、冷麺など
間食:おにぎり、せんべい
3食+間食で、総カロリーは、5521kcalオーバー



1週間の「小分けダイエット」が始まります。
【宮田さんの初日の食事・運動】
朝食:いつもと同じ、ジャムたっぷりのトーストとコーヒー。しめて500kcal。
    食後は10分間のウォーキング。引退以来、運動らしい運動をやってこなかった宮田さん。
    10分間で歩いたのは、わずか683mでした。
間食:キャベツ、ニンジンのスティックなど
昼食:大盛りチャーハンとワカメの味噌汁。あわせて1164kcal。
    食後は再び10分間のウォーキング。コースは朝と同じ。
間食:野菜
夕食:豚バラの蒸し鍋、そうめん、トマトと海ブドウのサラダ。そして、夜のウォーキングへ。 

 

 

この日の総カロリーは2898kcal。間食が野菜になっただけで、3食のカロリーは変わらず。全体では、まだ標準(※)を大きく超えています。


※50代男性(身体活動レベルⅠ)の

 1日のカロリー摂取基準 2100kcal
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2010年版) 


2日目以降も10分のウォーキングと野菜の間食を続けました。すると4日目、『おなかがいっぱいになってきた…』と、夕食を残したのです。これこそが小分けダイエットの真髄。野菜の間食でおなかが満たされるため、自然とドカ食いが直り、朝昼晩の食事量が減ってきたのです。


 

ちなみに、この日の総カロリーは1993kcal。ダイエット前の半分以下となり、ほぼ標準並みになりました。

さらにウォーキングでも、初日は683mしか歩けなかったのが、4日目には、およそ2倍近い1200mも歩けるように


果たして1週間の『小分けダイエット』の効果は!?
体重は3.6kg減少し、腹囲は見事4cmダウン!
内臓脂肪は…【ダイエット前】336.17c⇒【ダイエット後】294.12 c㎡と、わずか1週間で1割減少!
食事も運動も我慢しなくていい「小分けダイエット」。意志の弱い方には、特におすすめです。

 

『脂肪肝・メタボを解消!小分けダイエットのススメ 』


医学的根拠に基づいた「小分けダイエット」の方法と
その効果を、小田原先生に教えて頂きます!

腸年齢が50歳も若い村を発見!その名も「便が臭わない腸人村!」

腸を若返らせる法則!「腸を若返らせるゴールデンタイム」とは?

 

「トイレの匂いを指摘される」「おならが臭うようになってきた」といった経験、ありませんか?これこそが腸の老化のサイン。加齢によって腸内の悪玉菌が増加することで、アンモニアなど臭いを発する成分を生み出してしまうのです。しかし、この日本に驚くべき場所があることをご存知ですか?その名も「便が臭わない腸人村」!

腸年齢が50歳も若いという、ずば抜けて腸が健康な村とは、山梨県上野原市棡原(ゆずりはら)。今は村ではありませんが、昔から長寿村として全国にその名を知られています。そして30年前、東大の研究班の調査で、その長寿の原因こそ、際立った腸内環境の良さにある事が判明。

 

 

 

80代高齢者の善玉菌の検出率は、都内の30代と同じくらいで、悪玉菌の検出率も30代相当。つまり、腸が50歳も若かったのです。一体、どうしてなのか?早速、調べてみることに!

出典:1991年 青春出版社 発行 東京大学名誉教授 光岡知足 著「老化は腸で止められた」

 

棡原のみなさんの大腸はどれだけ若いのか?大便後に臭気計を使い、どれだけ臭いがあるかチェックさせて頂くと…通常、トイレの数値は140~290程度ですが、「116(75歳・男性)」「115(84歳・男性)」と、平均よりもかなり低い数値。さらに、腸年齢問診をやって頂くと、ご協力頂いた31名の方の平均年齢は68歳でしたが、腸年齢は46歳!22歳も若いという結果に!

その秘密を探るべく、今回の調査で好成績をおさめた腸年齢が若いご夫婦を訪ねました。
鷹取德一さん(81歳)腸年齢57歳、妻 君子さん(75歳)腸年齢50歳
お二人の便の臭いをチェックさせて頂くと… 

● 德一さん…79  今回の検査で最低記録を更新
● 君子さん…107 かなり低い数値
検便にもご協力頂き、腸内環境を徹底分析。すると、驚くべき事実が判明!

 

 

德一さんの場合、善玉菌の一種、乳酸菌群が同世代の人のおよそ13倍!


 

君子さんに至っては、通常検出される代表的な腐敗産物が全く検出されなかったのです。



一体、どこに秘密があるのか?お二人の1日に密着!

 

 

午前7時 朝食。山間のせいか、昔から食事は野菜中心だとか。

棡原の特徴①
農家が多いため食卓には旬の野菜が多く並ぶ


 

午前8時 德一さんは急な斜面に作られた茶畑へ。ここが毎日の仕事場です。

棡原の特徴②
多くの土地が傾斜地でそこに畑を作っている

 

午後0時 食物繊維たっぷりな昼食。
午後1時 德一さん、今度は別の畑へ。その頃、奥様は趣味で40年間続けているという踊り。
              毎日練習は欠かさないといいます。この日もたっぷり1時間、心地よい汗をかきました。
午後6時 君子さんは夕飯の支度。畑から戻ってきた德一さんは、半身浴でストレッチ。
午後6時半 食物繊維たっぷりな夕飯。食後は新聞を読むなどゆったりと過ごします。
午後9時20分過ぎ 布団の準備。こうして一日が終了しました。 

 

 

棡原の特徴③
他の家々も10時前には次々と電気が消える

 


棡原の暮らしは、腸の若返りとどんな関係があるのか?
鷹取家の一日を、大腸の名医に見て頂く事に。

 

 

順天堂大学 医学部 教授
小林弘幸先生

『野菜中心の食物繊維が豊富な食事に加え、棡原特有の土地の傾斜が適度な運動を生み、腸を若く保っていると思われますが、一番大きなポイントは「腸の血流」です。』

 

腸内環境を整えるには、まず、ぜん動運動を活発化し、便をスムーズに排泄する必要があります。その大きな鍵を握るのが、毛細血管の血流量。血流量の多さが活発なぜん動運動を可能にしているといいます。では、鷹取夫妻の血流量はどうなのか?腸の毛細血管の血流は、身体の末端のそれと相応するため、血流の流れをとらえるレーザー血流可視化装置を使い、指先の血流量を計測することに。

 

 

鷹取夫妻の一日の血流量の変化を表したグラフです。
一般的に平常時の血流量は100前後だと言われています。

 

 

一日の推移を見てみると、ピークは夕食後しばらくたった頃。
この時間帯こそ、腸にとって一番大事な時間なのだと先生は言います。夕食2~3時間後は、一日の内で最も腸の血流がアップする時間。これこそが腸のゴールデンタイムなのです!


その時間以降、血流はどんどん低下していきます。このため、重要なのは腸の血流量が多い時間に寝る事。腸の血流量が多い時間に寝る事で、寝ている間にぜん動運動がしっかり行われ、朝の便の準備をしてくれます。その結果、腐敗産物がお腹にたまらず、腸内環境が良好に保たれるのです。確かに鷹取さんだけでなく、棡原では午後10時前には電気が消えていました。この腸のゴールデンタイムに眠る事で、日々の血流量をアップさせ、腸の若さを保っていたと考えられるのです。


【家庭で簡単にできる!】腸のゴールデンタイムを作るヨガ
小林先生曰く、腸の血流をアップさせるには、「ヨガ」が大変効果があると考えられるそう。そこで、家庭でも簡単にできるヨガを開発するため、小林先生と共にヨガのエキスパートのもとを訪れました。 

 

 

ヨガのエキスパート
ヨガインストラクター
大友麻子さん

本場インドやアメリカなど世界各国で修業を積み、これまでモデルのSHIHOさんなど数々の著名人にもヨガを伝授。今、日本で最も注目されるインストラクター。


そもそもヨガは、インド発祥の修行法として発展しましたが、現在ではリラクゼーション効果などを期待するエクササイズとして女性を中心に人気を博しています。

 

 

その大きな特徴の一つは、呼吸法鼻から吸い、お腹がへこむほど深く息を吐く独特な呼吸法です。



 

もう一つの特徴は、ポーズ。様々なポーズを行う事で身体全体をしなやかにし、気を身体の隅々にまでいきわたらせるのだとか。近年、ヨガが血流に大きな影響を及ぼす事が判明し、医学界でも様々な分野での治療効果が期待されているのです。


実際にヨガ教室に通う方々に腸年齢問診を受けて頂くと…平均年齢38歳の10名のみなさんの腸年齢は23歳と、15歳も若いという結果に!という事で、腸のゴールデンタイムを作るヨガを開発することに! 

【腸若返りヨガの条件】
① 誰でも簡単にできる
② 寝る前に1分やるだけでOK
ヨガは身体の柔軟さや筋力を必要とし、見た目よりもずっとハード。しかも教室では、そんな様々なポーズを1時間以上続けるのが当たり前。それが寝る前わずか1分だけで効果がでるのか?試行錯誤の結果、ついに「寝る前に1分で出来る!腸若返りヨガ」が完成しました!

「腸若返りヨガ」

   

便秘に苦しむあなたのために“腸のゴールデンタイムを作るヨガ”を開発!
誰でも簡単にできるヨガです。ぜひお試しください!

寝る前に1分で出来る!
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御歳90歳!大正生まれの現役ピアニストの全身を徹底解剖!

五臓六腑の若さを保つ極意とは?

 

 

室井摩耶子(まやこ)さん(90歳・女性)

かつて「世界150人のピアニスト」の一人に選ばれた、日本が誇るアーティスト。今尚、現役で毎年コンサートを行っている。


御自宅で様子を伺っていると、ピアノを弾き続けること、なんと5時間!一体、どこにそんな体力が潜んでいるのか?そこで、室井さんの筋肉の量を計らせていただく事に。彼女の体重に占める筋肉の量を筋肉年齢に換算すると、何と、驚異の36歳!この筋肉の若々しさは、五臓六腑とどんな関係があるのか?老化研究の第一人者 新開省二先生に室井さんのデータを見てもらう事に。

 

 

東京都健康長寿医療センター
新開省二先生

『健康長寿と体組成の関係で、我々が一番注目しているのは筋肉の量です。室井さんは筋肉を保つことで、内臓も健康で長生き出来ているのではないかと考えます。』


果たして、何が驚異的な筋肉を生み出し、五臓六腑を若返らせているのか?
室井さんの生活に密着しました。


 

午前7時 朝食。サラダ、パン、ソーセージなど、ドイツ留学時代の50年前から変わらないメニューで、総カロリーは550kcal。毎朝、この食事を完食するそう。


午前9時半 ピアノの練習開始。休憩を挟まず、お昼まで練習します。

 

 

昼食は、インスタントの味噌ラーメン、海老の天ぷらが4本。
総カロリーは占めて740kcalと、成長期の10代前半の女子(※)より多い数値。このメニューも完食。

 ※12~14歳(女子)の平均摂取量 676kcal厚生労働省 平成19年 国民健康・栄養調査報告より 


午後1時 
お昼寝タイム。2時間たっぷり休憩をとられました。
午後3時半 スーパーへおでかけ。毎日必ず1時間ほど食料品等の買い物をするそう。
大の肉好きで、毎日一回は肉料理を食べるそう。この日もサーロインステーキ120gを購入。


  この日の夕食は、先程購入したサーロインステーキです。


午後8時 
食後は再びピアノに向かい、就寝するまでの3時間、みっちり練習を続けました。

【筋肉年齢36歳 室井さんの毎日】

● ピアノを5時間練習する
● 買い物で1時間歩き回る
● 食事は肉が中心

五臓六腑はどんな状態なのか?
後日、詳しい検査をさせて頂くことに。検査内容は、肺活量、胸部・腹部のCT。おかゆを食べた後の、胃の運動能力を調べるなど、内臓を中心とした12項目。この結果と、彼女の生活との関係を、五臓六腑の名医たちに分析して頂きます。


まずは…「心臓」

 

心臓病のエキスパート
葉山ハートセンター 副院長
不整脈センター長
佐竹修太郎先生

 

 

これは、79歳の健康な方の心電図。ほぼ正常ですが、一部、加齢による脈の乱れが起きています。

 

 

一方、室井さんの心電図は、脈の乱れが全くありません。


佐竹先生『散歩、そして昼寝、食事が規則正しく、生活のリズムが一定しているため、心臓のリズムも一定になるのです。』

心臓は、ストレスに反応する自律神経が多く張り巡らされている臓器。そのため、生活の乱れが大きく影響します。室井さんの場合、規則的な生活パターンが心臓をより若く保っていると考えられるのです。


続いては…「肺」

 

呼吸器のスペシャリスト
御茶ノ水呼吸ケアクリニック院長
村田朗先生


実は室井さん、15年前に肺がんの摘出手術をした経験があるのですが…
村田先生『肺活量の数値が正常ですから、数値だけ見た時には手術したとは思えない肺ですね。』

今回の検査では、肺の状態は健康そのもの。一体、何ががんにまでなった肺を、健康な状態に戻したと言うのか?先生が注目したのは、ピアノ。呼吸は、呼吸筋と呼ばれる筋肉や横隔膜が収縮することで行われます。加齢による息切れは、この呼吸筋の衰えが1つの原因。彼女は自然とピアノで胸の呼吸筋を鍛え、手術で弱った呼吸機能のリハビリを知らず知らずの内に行っていたと考えられます。


続いては…「胃」

 

消化器のエキスパート
兵庫医科大学
上部消化管科 主任教授
三輪洋人先生   


まずは先生に、室井さんの一日を見てもらいました。すると、消化器の名医も彼女の食事に仰天!
さらに、胃のエコー検査を見て頂くと…
三輪先生『活発に胃の中でおかゆが回っており、極めて若い胃腸を持っているのだと思われます。』

胃は、食べ物が入ってくると「胃運動」と呼ばれる収縮活動を開始します。例えば、おかゆ100gを食べた場合、健康な胃であれば2分以内に胃運動が始まり、30分以内に腸へと送り終えると考えられています。しかし歳をとると胃運動が低下し、食べた物が留まり続けるため、もたれ感など不快な症状を起こすようになるのです。ところが室井さんの場合、おかゆを食べた1分30秒後に胃運動が始まり、19分45秒後に胃からおかゆが排出されたのです!

なぜ室井さんの胃運動はこんなに活発なのか?

心臓と同じく、胃の動きを支配しているのは、自律神経。特に胃や腸は、第二の脳といわれるほど神経が張り巡らされた臓器。緊張や心配など、些細なストレスが食欲不振や胃の痛みを招くのもこのせい。三輪先生は、室井さんの生活にこそ自律神経を安定させ、胃の働きをよくしている要因があるといいます。『好きなことをして、好きな時間に寝て、好きなものを食べる』というストレスフリーな生活が胃にいい影響を与え、胃の調子がいいからまた沢山食べ、元気でいられる。彼女は、胃から始まる健康スパイラルによって、筋肉はもちろん内臓を若く保っていると考えられるのです。室井さんから学んだ内臓若返りの法則は、「胃運動こそ内臓若返りの源」でした。

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