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たけしの健康エンターテイメント! みんなの家庭の医学 毎週火曜よる8時

【つまずきの新原因】緊急解明&改善スペシャル

番組放送日:2012年05月08日

つまずきの原因は首にあった!?

つまずきの原因は、日常よく行う、ある「首を使った姿勢」にあった! 

毎晩使っている枕を変えてつまずき知らずに!?

自分の家にあるもので今すぐ簡単に作れる、ぴったりの枕をご紹介します! 

 

つまずきの原因は首にあった!?

つまずきの原因は、日常よく行う、ある「首を使った姿勢」にあった!

 

何気なく歩いている時でも、自分で思っているよりも足が動かず、つい、つまずいてしまう事ありませんか?そんなつまずきを経験している人こそ、後々、どうと言う事の無い段差でつまずき、最悪の場合寝たきりになる可能性があるのです。


一体なぜ、人はつまずいてしまうのか?
思わぬ原因で人はつまずきやすくなるという新事実を聞きつけ、専門家の元を訪ねました。

 

 

東北中央病院 病院長
田中靖久先生


まず考えられるのは、「足の筋肉の衰え」によるつまずき。足の筋肉は30代を境に1年に1%ずつ筋肉量が減少し、70代では若い頃に比べ40%も筋肉が減り、筋力も大きく低下します。つまずきや転倒の主な原因のひとつは「加齢による筋力低下」が原因だと言われてきましたが、近年の研究で、筋肉の衰えが無くてもつまずきを起こしやすい人がいる事が判ってきたといいます。

 

重要キーワード① 筋肉の衰え以外にもつまずきの原因があった


筋肉は衰えていないのにつまずきやすい人とはどんな方々なのか?最近つまずきが気になるという30代から60代の男女10名にご協力頂き、医学的な検査で10名中何名がつまずきやすい状態かを洗い出す事に。 


検査を監修して頂くのは… 

 

筋肉の面から高齢者の歩行などを研究する
つまずきのエキスパート
京都府立医科大学 医学部 看護学科
スポーツ健康科学講座 教授 木村みさか先生


京都府立医科大学

日本学術振興会特別研究員 山田陽介先生

 

 

今回行うのは、
実際に医療現場で採用されている歩行テスト

10メートルのコースに高さ3㎝のスポンジを4本並べ、
スポンジに足が当たらないように、
歩いて5往復して頂きます。


<ポイント>

スポンジを意識せず、普段通り歩くこと。その為、引き算をしながらウォーキングをしていただきました。5往復する間にスポンジに1度でも触れたら、医学的につまずきやすい状態になっていると考えられます。


【結果】
●Sさん(69歳・女性)
スポンジに当たらずクリア。つまずきやすい状態ではなさそうです。


●Tさん(65歳・男性)

計算に気をとられたのか、早速スポンジにひっかかってしまいました。
つまずきの合計は18回。つまずきやすい状態と判断されました。


●Aさん(50歳・男性)

すぐにスポンジを踏んでしまいました。つまずきの合計は3回。


●Nさん(61歳・女性)

合計2回のつまずき。


結果、10名中6名が医学的につまづきやすい状態と判断されました。
では、6名のつまずきの原因は何なのか?まずは、足の筋力を測定することに。

 

 

これは、各年代の基準値。

この値に達していれば、
筋肉の衰えは無いと考えられます。

 

【結果】
●18回つまずいたTさん
60代の男性は36㎏が基準値ですが…48.5キロと楽々クリア。足の筋肉に衰えはありません。

●2回つまずいたNさん
60代女性の基準値は21㎏ですが…22.4㎏と、ほぼ平均値という結果。
筋肉に、特別衰えは見られません。

結果、6名中足の筋肉の衰えによるつまずきと判断されたのは1名だけ。残り5名の筋肉は、全く問題がないという結果に。この5名の方々こそ、足の筋肉以外が原因で、つまずきやすい状態にある人々だったのです。

一体どこに原因があるのか?
5名の皆さんの身体をあらゆる角度から検査。
そして、この方々をつまずきやすくしている真犯人の姿を発見。


つまずきの原因、それは…「」に隠されていたのです!

 

  これは、健康な方の首のMRI画像。
首を中心で縦に切って、その断面を見ています。
ブロック状に積み重なっているのが首の骨。
キレイにカーブを描いています。


つまずき検査でひっかかった皆さんの首は…

 

この方の場合、
一部分の骨がバランス悪くズレています。


正常なものと比べると、
約3ミリのズレが2か所に発見されました。

 

 

こちらの方も、
およそ2ミリのズレが2か所発見されたのです。


この首の骨のズレが、皆さんのつまずきの原因になっている可能性があるのです。


【名医が解説!】なぜ、首の骨のズレがつまずきを引き起こす事があるのか?

首の骨のズレは、知らず知らずのうちにしている【ある姿勢】と密接に関係しています。
それは…

 

 

●顔を上に向ける姿勢

●猫背で顔だけ上げる姿勢

 

 

これは首の断面の模型です。
骨と椎間板と呼ばれる軟骨が交互に連なっています。
真ん中には脊柱管と呼ばれるパイプがあり、
脊柱管には脊髄という神経が入っています。

脊髄に問題を起こす大元の原因が、椎間板です。


正常な椎間板の場合、水分を多く含んでいて弾力性があります。そのため、上を向いて首を反らした時も、形を変えることで骨の位置を微妙に調節し、脊柱管や脊髄を圧迫しません。

ところが、椎間板は加齢と共に水分が抜けて、20代後半から硬くなってきます。

 

 

すると、自由に形を変えられないため、上の骨が横にズレてしまい、
脊柱管が狭まって脊髄が圧迫されてしまうのです。


骨のズレは、首を元に戻すと解消されますが、首を反らすなどの姿勢を繰り返し行い、ズレた骨が脊髄を圧迫し続けると、脊髄自体が劣化し、骨で圧迫されていなくても圧迫されているのと同じような状態になってしまいます。その結果、つまずきやすくなったり、手がしびれたりといった症状が起こるのです。

 

重要キーワード②つまずきを放っておくと
たった1ヶ月で全身に様々な症状が現れる


首の骨のズレから、ある重大な病を患ってしまったKさん(65歳・男性)は、今から1ヶ月前、病院に緊急搬送されてきたといいます。

  当時のレントゲン画像。
首の骨のズレはおよそ4ミリから5ミリ。
ズレが通常よりもかなり大きく脊髄を圧迫していました。

※ズレ幅は通常レントゲン画像で診断されます

なんと症状は、わずか1ヶ月の間に進行し、歩けない状態にまで陥ったと言います。


<実際の症例>
※実際の患者さんへの取材と専門医からの指導をもとに構成しています

 

  症状① つまずきやすくなる
10年前。
当時、趣味で庭木の手入れをしていたKさん。
ちょうどその頃、ちょっとした段差で、
たびたびつまずくようになっていました。

 

  症状② 片足を引きずるように歩く
9年後の去年10月頃。夫婦で出かけた時。
特に違和感はなく、自分では気づきませんでしたが、
妻から左足をひきずるように歩いていると言われます。

 

  症状③ 気温変化に鈍感
Kさんの住む青森は、真冬はほとんど毎日が氷点下。
でも、この日Kさんは部屋で暖房もつけずに、
薄着でくつろいでいたのです。

 

  症状④ 頻尿
一週間後、さらに異変が。
深夜、尿意を感じお手洗いへ。
しかし、それから3時間もしない内に、また尿意が。
突然の頻尿に、おちおち寝ていられません。

 

  症状⑤ 大やけどをしているのに熱くない
妻の作ったカレーを味見しようとした時。
なんと、煮込み続けていた鍋に手を当てていたのに、全く気付いていなかったのです。
大やけどをしているのに、少しも熱くないなんて…。

 

  症状⑥ しびれと痛みで身体を動かせない
翌朝、ついに決定的な事態が。
全身に強いしびれと痛みが走り、
起きあがろうと思っても痛みで身体が動かないのです。
Kさんは救急車で病院へ。
精密検査の結果、首の骨のズレがもたらした病の正体が明らかになったのです。


病名:頚部脊髄症(けいぶせきずいしょう)
首の骨のズレが脊髄の一部を繰り返し圧迫することで、脊髄自体が劣化。身体の様々な場所に症状が出る病。最悪の場合、身体が動かなくなる事も。 


何故、Kさんはこの病を発症してしまったのか?

  ひとつの大きな原因は…趣味の庭いじり。
植木を見上げ首をそらす姿勢を毎日4~5時間も
続けていたKさん。
その度に、首の骨がずれ脊髄を圧迫。
少しずつ脊髄が劣化し始め、
つまずきやすくなっていました。


しかし、この時点で首の骨のズレは2ミリ程度。これくらいズレる人は、日本人で4000万人以上いると言われるほど少なくない状態です。しかし、Kさんは毎日のように上を見上げ首をそらせた結果、骨のズレはどんどん進み、10年ほどかけて4ミリにまで進行。結果、脊髄への圧迫が日増しに強まり、遂には脊髄自体が劣化。わずか1カ月という短い間に様々な症状が出てしまったと考えられるのです。


しかし、症状がここまで悪化したのは植木のせいだけではありませんでした。
誰もが日常的に使っている「あるもの」が大きく関係していたのです。


それは…「


合わない枕によって、首にどれだけ負担がかかっているのか?
冒頭の検査で首の骨にズレが見つかったお2人に再びご協力頂き、普段使っている枕を見せていただきました。

 

●首の骨が2ミリずれていたTさんの枕

 

この枕を半年ぐらい使用されているとのこと。

枕はやわらかめで、
頭が包み込まれるようなタイプがお好きだそう。

 

●骨が3ミリずれていたNさんの枕

 

この枕を10年以上使用されているとのこと。

ある程度硬く、
しっかり頭を支えてくれる枕がお好きだといいます。


お2人の枕がどれだけ首に負担をかけているのか?
今回は特別に、マイ枕を使ってMRI撮影を行い、家で寝ている時の首の状態を再現しました。 


【結果】
●Tさん

  枕に寝ている状態の画像を縦にしてみると…
まっすぐ立ちながら、上を見上げるような姿勢に。
首が大きく曲がり脊髄が圧迫されていたのです。

 

Tさんの場合、枕が柔らかく低すぎるため、頭が反って上を向いたような姿勢になっていると考えられます。

●Nさん

  画像を立っている状態に置き換えると…
少し前のめりになるような姿勢になっていました。
まっすぐ立っている時、下を向いているような状態に。
この姿勢も脊髄を圧迫してしまうのです。

 

Nさんの場合、枕が高すぎるため、前のめりになり首に負担をかけていると考えられます。

Q:首のズレは元に戻る? 

  A:首を反らした際にズレるという現象は、
元に戻りません。
手足に症状が出た場合には、
すみやかに専門医を受診することが大切です。

 

毎晩使っている枕を変えてつまずき知らずに!?

自分の家にあるもので今すぐ簡単に作れる、ぴったりの枕をご紹介します!

 

重要キーワード③家庭でも簡単に作れる!
首の骨のズレを予防する枕


そんな夢のような枕を求めて訪れたのは…

 

  枕のスペシャリスト
16号整形外科 院長
山田朱織先生
これまで睡眠障害の患者など、2万5千人を
その人にあった枕で治療してきた枕マイスター。


大事なのは、自分にあった枕の高さを見つける事。そうすれば、首への負担が減るといいます。

どうやって、その高さを見つければいいのか?
先生曰く、どの家庭にもある「2つの物」で、理想的な高さの枕を作る事ができるといいます。


それは…玄関マット】と【タオルケット 

 

 

 

家庭でも簡単に作れる!

首の骨のズレを予防する枕

【作り方】 

  (1)玄関マットを3つの蛇腹折りにします。
   角はしっかりそろえましょう。
   玄関マットを使うことで、程よい硬さに
   仕上がります。

 

  (2)タオルケットも3つの蛇腹折りに。
(3)向きを変え、さらに3つの蛇腹折りに。
   角をしっかりと合わせましょう。

 

  (4)玄関マットの上にタオルケットをのせ、
   床と垂直になるよう端を合わせます。


ここから、枕を自分に合った高さに調節していきます。

  枕に頭をのせ、両手を胸の前に合わせて
膝を立てます。その状態で横を向いてください。
顔から足までが布団と平行になるよう枕の高さを調節。
枕が高い場合は、タオルケットを一枚ずつ
とりながら調節してください。
鏡を使えば1人でも確認できます。


最後に、左右に寝返りを打ち、無理なく寝返りが打てていれば完成。
カバーや布などに包めば、崩れにくくなります。

 


正しい枕では、首の負担はどれくらい減るのか?
先程のお2人にも枕を作ってもらい、正しい枕で寝た状態で、再び首のMRIを撮影しました。

●Tさん

  前回は、顔が反り、
上を向いているような姿勢になっていましたが・・・
今回は、骨がまっすぐ伸び、脊髄もまっすぐに。
顔はまっすぐ前を向いていました。

 

●Nさん

  前回は前に傾き、地面を見ているような姿勢でしたが…
今回は、骨と脊髄がまっすぐに伸びています。
顔の向きもまっすぐ正面を向いています。

 


家庭でも簡単に作れる首の骨のズレを予防する枕。是非、お試しください!

 

『つまずきを起こしうる「首の骨のズレ」について』


頚部脊髄症や骨のズレの原因について、
田中先生に詳しく教えていただきます!

健康チェック「枕徹底チェック問診」

   

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