この記事は2011年9月時点の医療情報に基づいて書かれています。

名医による 症状別解消法 肩こり・肩の痛み

名医の肩こり・肩の痛みの解消法 めいいのかたのこり・かたのいたみのかいしょうほう 監修:肩こり・肩の痛みのスペシャリスト 昭和大学藤が丘リハビリテーション病院 スポーツ整形外科 教授 筒井廣明先生

体操

痛みがある場合は、まずは安静

安静は固定とは違います。まったく動かさないわけではありません。
痛みを信号に、痛みのない程度に日常生活のできること、そしてストレッチは行いましょう。

  • 手ぶらぶらストレッチ
  • 骨盤ストレッチ
  • 広背筋と肋間筋のストレッチ
  • 肩甲骨と胸のストレッチ
  • 僧帽筋と首の周りの筋肉のストレッチ
  • 肩甲骨を意識しよう体操
  • 腱板呼び覚まし体操
  • 腹斜筋の筋力強化
■ 手ぶらぶらストレッチ

体を前に倒し、腕を重力の赴くままにぶらりと垂らします。腕は体の5%分の重さがあるのでこれだけで肩関節のストレッチになります。逆にこれ以上重さを増やすと肩をかえって痛めてしまうのでやめましょう。同時に骨と骨の間をつないでいる、腱板が肩関節を引き戻そうと収縮するため、腱板のトレーニングにも役立ちます。

※腰が痛いときは腰を無理して曲げる必要はありません。腕の重みが感じられる姿勢であれば大丈夫です。

間違った体操例 腕の重さだけで十分です。ものや重りを使うのは、肩を痛めるのでやめましょう。間違った体操例 指先は伸ばすと力が入ってしまうのでやめましょう。

痛みが出ない範囲で運動をしよう!

肩がつながっている骨と筋肉を意識しながら、運動しましょう。
柔らかくすること、意識して動かすことで本来の動きを取り戻すことが目的です。
体操する時に鏡を見ながらやるときちんとできているか動きを客観的に確認することができるのでおすすめです。
すべての運動は1回につき4・5回やってみてください。4・5回終わったら1回休みましょう。筋肉は縮ませたあと緩める時が一番ゆるんで、リラックスしている状態です。 そしてやれる場所でやれるものをしましょう。1日何回やっていただいても結構です。人の体は20分同じ姿勢を続けると固まってしまいます。ずっと同じ姿勢をしていて固まった時、体を動かしすぎて痛んだりコリを感じたいときにやってみるのがいいかもしれません。

安静法・体操・予防を監修している先生のご紹介

群馬パース大学 保健科学部 客員教授 山口光圀 先生

<肩こり・肩の痛みのスペシャリスト>
こころとカラダのコンディショニングルーム 代表
群馬パース大学 保健科学部 客員教授 山口光圀 先生
元柏レイソルのサッカー選手。故障を機にリハビリテーションの道に入る。野球、ゴルフ、テニスなど多くのジャンルのプレーヤーから信頼が厚い。横浜ベイスターズやフィジカルコーチを経て、独立。体だけでなく、心身両面からトータルトレーニングを指導。ワコールなどの下着の開発にも関わる。

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