堺市立陵西中学校

2025年9月5日

授業風景198

授業対象生徒 38名/先生 6名

写真9月に入ってもまだまだ厳しい暑さが続く中、今年度最初の出前授業で、堺市立陵西中学校にアイネックスの技術スタッフ2人と一緒に行ってきました。

今回受講頂いたのは、パワーが有り余るほど元気な中学2年生38名。

写真まずはスタッフ自己紹介。そして「エビシー教室」を担当している私から、これまで携わった仕事を紹介。放送業界の歴史や私たちの会社のことを説明。普段、ABCテレビをどれくらいの人たちが見ているのかも知ってもらいました。そして、災害時に停電になっても放送が続けられるよう“備え”をしていることや放送局の役割を伝え、なぜそのような役割を担う必要があるのかも学んでもらいました。また、台風が接近していたこともあり、私たちメディアとSNSの違いも説明、特に災害時は、フェイクニュースの見極めが大切で、ほかの情報も確認しながら、誤った情報は拡散しないこと、拡散することで助かる命も助からないことなどを伝えました。私たち放送局は、情報を発信する上で、大勢のスタッフが取材を重ね、何度も確認していることを理解してもらった上で、朝の情報番組「おはよう朝日です」の制作のウラ側がわかるビデオを上映しました。

そして、生徒の皆さんが楽しみにしていたという「ニュース番組」制作&放送の疑似体験の時間に。体験して頂くのは「アナウンサー役」「フロアディレクター役」「カメラマン役」「スイッチャー役」の4つ。「お腹から声を出す」「ひとつひとつハキハキと!」など“アナウンサーの基本”、「恥ずかしがらず」「自信をもって指示を出そう!」など“フロアディレクターの基本”、「ピントを合わせブレない様しっかり固定!」など“カメラマンの基本”、「原稿に合わせてすばやく的確に切り替えよう!」など“スイッチャーの基本”を説明。アイネックスの技術スタッフ2人が本物の放送機材を持ち込み、視聴覚教室がニューススタジオとサブに早変わり。私たちスタッフから各パートの仕事内容をレクチャー。

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体験前に実際のニュースOAを見てもらい、いよいよ「ニュース番組」制作&放送の疑似体験!フロアディレクター役の「準備はいいですか!?それでは・・・本番5秒前!」の掛け声で放送がスタート。最後は「○○がお伝えしました」で体験は終了。

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終了後、各パートを体験した何人かの生徒にインタビュー。皆さんが口を揃えて言ったのは「難しかった」という感想。さらにアナウンサー役からは「時間通りに読めなかった」、フロアディレクター役からは「的確に指示が出せなかった」、カメラマン役からは「ピント合わせが難しい」、スイッチャー役からは「簡単だと思っていたが・・・切り替えのタイミングが難しかった」など、たくさんの感想を聞くことができました。でも「楽しかった!」という生徒が一番多く、私たちも嬉しくなりました。

写真ここで・・・私たちからサプライズ演出!せっかくの機会なので、先生方にも体験してもらいました!いかがでしたか!?
体験後の質問コーナーでは、本物の機材に触れたことで関心が高まったのか?機材の価格や費用に関する質問が多くあり、お答えできる範囲でお答えしました。

体験では、真剣に取り組んでいる時の熱い眼差しが印象的だった生徒の皆さん!私たちから「夢に向かってがんばってほしい!」とメッセージを贈り、学校を後にしました。

写真これからも子どもたちの輝く未来のために微力ながらも貢献できればと思います。スタッフ一同「元気」をもらった1日となりました!