湖南市立石部小学校

2025年9月11日

授業風景199

授業対象生徒 56名/先生 2名

朝晩は少し秋の気配を感じることができるようになってきた9月の連休前、「未来へのステップ~なりたい自分見つけ隊」というキャリア教育の一環で申し込み頂いた湖南市立石部小学校に、小櫃裕太郎アナウンサーと一緒に行ってきました。

写真写真

受講頂いたのは小学校6年生の生徒の皆さん。

写真前半は、「社内見学」のビデオを上映し、放送業界の歴史や私たちの会社のことを知ってもらいました。また、災害時でも放送が継続できるよう日頃から備えていること、各地の放送局は、ニュースのネットワークで結ばれていることを伝えました。

写真放送局の役割について質問すると「常に新しい情報を発信」「正確にできるだけ早く伝える」「お客様の笑顔のために」など、素晴らしい回答に私たちも驚きましたが・・・、放送局は、総務省から免許が交付され、国民の共有の財産である“電波”を利用して放送している“免許事業”であることを知ってもらい、匿名で発信できるSNSとは異なることを伝えました。そして、放送局の役割をギュッと凝縮した番組「おはよう朝日です」の制作のウラ側のビデオも上映、画面に映っていないところでどんな仕事があるのか学んでもらいました。

休憩を挟み、小櫃裕太郎アナウンサーにバトンタッチ。

写真アナウンサーの仕事は、ニュースを伝えたり、テレビ番組の司会やコーナーを担当したり、スポーツ実況やラジオパーソナリティー、イベントの司会など多岐にわたるが、「世の中で起きていることをなるべく分かりやすく、正確に伝える!」ことが何よりも大事であることを知ってもらいました。

そして、「色んなことを経験できる!」「頑張っている人を多くの視聴者に伝えられる!」など、大変“やりがい”のある仕事であることも伝え、「おはよう朝日です」出演日の“1日”も紹介!

写真写真

写真そして生徒の皆さんが楽しみしていたという「アナウンサー体験」。まずは“早口言葉”で準備運動。「噛んでも構わないので何事にも挑戦することが大事!」「ゆっくり丁寧に伝えるということから、普段、早口言葉で発することはないが・・・、滑舌を良くするために良く練習する」という小櫃裕太郎アナウンサー。

「丁寧に!大きな声で!落ち着いて!伝える!」「大切なことを強調する!」などニュース原稿を読む上で大切なことも伝え、そして実際のニュースOAを見てもらい、いよいよ「ニュース原稿読み」に挑戦!生徒の皆さんによる「本番5秒前」の掛け声でニュース原稿読み体験がスタート!体験する生徒に、ほかの子どもたちが「がんばれ!」と声をかけている姿に感動したという小櫃裕太郎アナウンサーが、体験後にインタビュー。「楽しかった!」「漢字が並んでいると読むのが難しかった」「挑戦できてうれしかった!」など、手ごたえもあった様子。

写真写真

写真「時間内に伝えられるよう時間の管理もしっかりできていた」と、小櫃裕太郎アナウンサーから積極的に手を挙げて挑戦してくれた生徒の皆さんに拍手を贈りました。無茶ぶりで挑戦頂いた先生方、ありがとうございました!

「アナウンスしている時に特に大事にしている事は?」など生徒の皆さんからの質問に、時間の許す限りお答えし、最後は、小櫃裕太郎アナウンサーが、本番さながらにニュース原稿読みを披露したところで授業は終了!

生徒代表から「朝起きるのが苦手だけど、朝早くから頑張っている皆さんの仕事をみて、私も頑張って朝起きようと思う!ありがとうございました!」とメッセージがあり、私たちから「あと半年もしたら卒業。中学・高校と進学すると思うが、今は漠然とした夢でも必ず将来見つかると思う!見つかった時点で一生懸命、夢が叶うように努力して欲しい!」とエールを贈りました。生徒の皆さんの溢れんばかりの笑顔に囲まれて“元気”をもらった1日となりました!

写真