大阪狭山市立南第一小学校
2025年9月18日
200
生徒 43名/先生 4名
ようやく夏の出口が見え始めた9月中頃、アイネックスの技術スタッフ2人と一緒に、大阪狭山市立南第一小学校に出前授業に行ってきました。
今回受講頂いたのは、好奇心旺盛な小学5年生の皆さん。
多目的教室に入ってきたときは少しばかり緊張した顔つきだった生徒の皆さん。アイネックスの技術スタッフ2人の粋な計らいで、入室の様子をカメラで撮影、モニターに映し出すと、自分たちの姿を見て少し照れながらも笑顔を見せ、映し出された映像をさらに加工すると大ウケの中、授業がスタート!
「エビシー教室」を担当している私から、これまで携わった仕事を紹介。放送業界の歴史や私たちの会社のことを説明。また、災害時でも放送が継続できるよう日頃から備えていることを伝え、なぜそのような役割を担う必要があるのか、放送局の役割について質問すると「情報を正しく伝える」「素早くわかりやすく伝える」など、答えてくれました。
さらに放送局は、総務省から免許が交付され、国民の共有の財産である“電波”を利用して放送している“免許事業”であること知ってもらい、匿名で発信できるSNSとは異なり、できるだけ早く正しい情報を伝えるために大勢の社員が何度も事実を確認していることを知ってもらいました。また「おはよう朝日です」の制作のウラ側のビデオも上映。画面に映っていないところでどんな仕事があるのか学んでもらったところで、生徒の皆さんが楽しみにしていたという「ニュース番組」制作&放送の疑似体験の時間に。
体験して頂くのは「アナウンサー役」「フロアディレクター役」「カメラマン役」「スイッチャー役」の4つ。まずは私から各役割の“基本”を説明。体験前に実際のニュースOAを見てもらった後、アイネックスの技術スタッフ2人が持ち込んだ本物の機材に触れながら、各役割の仕事内容を私たちスタッフがレクチャー。
私から「初めての体験も、失敗を恐れず、元気良く自信を持って挑戦して欲しい!」とアドバイスをおくり、いよいよ「ニュース番組」制作&放送の疑似体験!フロアディレクター役の「準備はいいですか!?それでは・・・本番5秒前!」の掛け声で放送がスタート。最後は「○○がお伝えしました」で体験は終了。
終了後、各役割を体験した何人かの生徒にインタビュー。アナウンサー役からは「時間通りに読むのが難しい」、フロアディレクター役からは「“キュー”を出すタイミングが難しかった」、カメラマン役からは「やることが多かったけど楽しかった」、スイッチャー役からは「原稿読みに合わせて映像を切り替えるタイミングが難しかった」など、たくさんの感想を寄せてくれた生徒の皆さん。でも「楽しかった!」という感想が一番多く、貴重な体験に手ごたえを感じてくれたようで私たちも嬉しくなりました!体験した先生からも「憧れの仕事の体験ができて嬉しかった!」と、笑顔がこぼれていました。
体験後の質問コーナーでは、「視聴率が良かった番組は?」や、アナウンサー役を体験した生徒からは「アナウンサーは本番どれくらい前から練習するの?」や、本物の機材に触れたことで「カメラの値段は?」などの質問があり、時間の許す限りお答えしました。
積極的に手を挙げ、こちらからの質問にもハキハキと答えてくれた生徒の皆さん。体験で堂々と挑んでくれた姿は、カッコ良くキマってましたよ!失敗を恐れず挑戦してくれたことで一歩、成長することができたでしょうか!?授業が終わった後、教室から見た青空も、一歩、季節が進んだように感じました!