松原市立天美北小学校

2025年12月2日

授業風景204

授業対象生徒 52名/先生 4名

写真 今年も残り1ヶ月を切った12月最初の火曜日、「総合学習の一環でアナウンサーの仕事について聞かせてほしい」と申し込み頂いた松原市立天美北小学校に、福戸あやアナウンサーと一緒に行ってきました。

受講頂いたのは小学校5年生の生徒の皆さん。「今から総合の授業を始めます。お願いします!」と生徒代表の挨拶で授業がスタート!

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まずは、自身が携わった仕事を紹介。放送業界の歴史や会社のことを知ってもらい、「社内見学」のビデオを上映。災害時でも放送が継続できるよう日頃から備えていることや、各地の放送局は、ニュースのネットワークで結ばれていることを伝えました。放送局の役割について質問すると「新しい情報を提供する」「確かな情報を伝える」「娯楽を国民に届ける」など、答えてくれた皆さん。放送局は、総務省から免許が交付され、国民の共有の財産である“電波”を利用して放送している“免許事業”であること知った上で、朝の情報番組「おはよう朝日です」の制作のウラ側のビデオも上映、画面に映っていないところでどんな仕事があるのか学んでもらいました。今やネットやSNSで誰もが簡単に情報を発信できる時代、番組スタッフは何度も事実確認を行い、より早く正確な情報を皆さんに実名で届けていることも合わせて伝え、SNSの情報は鵜呑みにせず、情報を見極める力を養ってほしい!と訴えました。

休憩を挟み、福戸あやアナウンサーにバトンタッチ。

アナウンサーの仕事は、ニュースを伝える、テレビ番組の司会やコーナーを担当する、スポーツ実況やラジオパーソナリティー、イベントの司会など多岐にわたり、「世の中の出来事をなるべく分かりやすく、正確に伝える!」ことが何よりも大事であることを伝えました。そして、「色んなことを経験できる!」「頑張っている人を多くの視聴者に伝えられる!」など、大変“やりがい”のある仕事であることや、「newsおかえり」出演の“1日”も紹介してくれました。

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そして、ここからは「アナウンサー体験」の時間に。まずは“早口言葉”で準備運動。早口言葉のコツを伝え「失敗してもいいから勇気を出してチャレンジして!」と促し、積極的に挑戦してくれた生徒の皆さん。いよいよ、本物の「ニュース原稿」を手に、原稿読みに挑戦です!

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写真「正しい情報を伝えることを大事に!」「丁寧に!大きな声で!落ち着いて!伝える!」「大切なことを強調する!」など原稿を読む時のポイントもアドバイス。実際のニュースOAも見てもらった後、生徒の皆さんによる「本番5秒前」の掛け声でニュース原稿読み体験がスタート!

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体験後のインタビューでは「読みにくい言葉があって難しかったけど楽しかった」「難しかった」「カメラを意識して前を向けた」など、手応えも得た様子。「みんな、上手ですごい!」と、福戸あやアナウンサーも感心!挑戦してくれた生徒の皆さんに拍手を贈り、体験は終了。

体験後の質問コーナーでは「番組卒業の時に披露した芸はどんな想いでしたか?」「仕事で大変だったことは?」「夕方の番組のスタッフは何人くらい?」などの質問があり、時間の許す限りお答えしました。

写真初の講師役で「緊張」したという福戸アナウンサー。「普通なら話をすることも行くこともできないような体験ができる」「新しい情報にアップデートするには大変だけど、勉強してさらに大きな仕事に挑戦したい」と語り、最後に「小学5年の時にアナウンサーになりたくて、夢を言葉にしてきた。夢ができたら、言葉にしてほしい!きっと皆も応援してくれると思う!」とエールをおくりました。

2026年も松原市立天美北小学校の皆さんにとってステキな年でありますように!と願い、学校を後にしました。