摂津市立鳥飼東小学校

2014年2月13日

今回は、ＡＢＣ専属プロ野球解説者の福本豊さん、枝松順一アナウンサーを講師に迎えての授業になりました。
福本さんが世界の盗塁王に輝くまでの道のりから、プロ野球中継の裏側、早く走る方法まで、実にボリューム溢れる内容になりました。

今回伺ったのは摂津市にある摂津市立鳥飼東小学校５年生（42人）。

福本豊先生登場

日本プロ野球界が誇る「世界の盗塁王」福本豊さん。
ただ、福本さんが現役として活躍されていたのは、実に30年以上前のこと。当然、児童達は福本さんが、どんな人なのか、またその偉業を知りません。
そこで、まず実際に福本さんが現役時代に活躍していた映像を見てもらいました。特筆すべきは、当然その盗塁の数。12年連続盗塁王、現役生活20年で積み重ねた盗塁数は1065！２位の広瀬叔功さんの596個と比べるとその凄さは歴然。何と500近い差があるんです。この凄さには児童達もビックリ。
そんな盗塁王が生まれるまでを、「ナンバ壱番舘」（１９９９年４月〜２００４年３月放送）にゲスト出演された時の、福本さんの半生を振り返る再現ビデオで紹介しました。まさにＡＢＣならではの教材ＶＴＲです。名門大鉄高校野球部に所属していた福本さんは、体も小さかった事から、しばらくは球拾い要員。しかし、ひた向きな練習態度が認められてレギュラーの座をつかみました。何事も諦めずにやり通す事が大事だという事を学びました。

福本豊先生の盗塁教室

さらに枝松アナから福本さんに、盗塁教室を即興でお願いしてもらいました。福本さんが、あれだけ盗塁の数を重ねる事ができたのは、実は、誰よりも投手の癖を見抜くのが上手だからなんです。児童達の中からリトルリーグに所属する児童に出て来てもらい、実際に投球フォームを見せてもらいます。それを見て、瞬時に福本さんは首の角度と足元の癖を言い当てて児童達は拍手喝采。現役を退いて30年近く経つとはいえ、プロの凄さを実感していました。

世界の盗塁王に挑戦！

最後は、そんな福本さんと20メートル走で対決してもらいました。対戦できるのは、予選で勝ち抜いた10名のみ。各コースに着いた児童達をカメラで映し、枝松アナが児童達を紹介していきます。気分はまさにオリンピック選手。児童達の大きな声援と笑い声が体育館中一杯にこだましていました。世界の盗塁王福本さんに勝利し、見事優勝を勝ち取ったのは、先ほど福本さんにレクチャーを受けた野球少年。未来の世界の盗塁王になる日も近い？