太子町立磯長小学校
2025年11月28日
203
生徒 31名/先生 7名
山々の紅葉がピークを迎えた11月最後の金曜日に、「アナウンサー体験などができればありがたい」と申し込み頂いた太子町立磯長小学校に、小西陸斗アナウンサーと一緒に行ってきました。

受講頂いたのは小学校5年生の生徒の皆さん。自己紹介のあと、自身が携わった仕事を紹介。さらに「社内見学」のビデオを上映し、放送業界の歴史や私たちの会社のことを知ってもらいました。また、災害時でも放送が継続できるよう日頃から備えていること、各地の放送局は、ニュースのネットワークで結ばれていることを伝えました。放送局の役割について質問すると「情報を伝える」など、答えてくれた生徒の皆さん。放送局は、総務省から免許が交付され、国民の共有の財産である“電波”を利用して放送している“免許事業”であること知ってもらい、そんな放送局の役割をギュッと凝縮した番組「おはよう朝日です」の制作のウラ側のビデオも上映、画面に映っていないところでどんな仕事があるのか学んでもらいました。匿名で誰もが発信できるSNSとは異なり、番組スタッフは何度も事実確認を行い、より早く正確な情報を皆さんに実名で届けていることも合わせて伝え、SNSの情報は鵜呑みにせず、情報を見極める力を養ってほしい!と願い、特に災害時は、SNSの情報を信じず自分で確かめ、間違った情報は拡散しないで!と訴えました。
休憩を挟み、小西陸斗アナウンサーにバトンタッチ。

アナウンサーの仕事は、ニュースを伝えたり、テレビ番組の司会やコーナーを担当したり、スポーツ実況やラジオパーソナリティー、イベントの司会など多岐にわたるが、「世の中で起きていることをなるべく分かりやすく、正確に伝える!」ことが何よりも大事であることを知ってもらいました。そして、「色んなことを経験できる!」「頑張っている人を多くの視聴者に伝えられる!」など、大変“やりがい”のある仕事であることも伝え、「おはよう朝日土曜日です」出演の“1日”も紹介!
そして、ここからは「アナウンサー体験」の時間に。まずは“早口言葉”で準備運動。
積極的に参加してほしく「失敗を恐れず勇気を出してチャレンジしてほしい!」と促すと、果敢にチャレンジしてくれた生徒の皆さん。「アナウンサーの中にもサ行とラ行が苦手な人もいるけど、苦手な部分を理解することが克服につながる!」とアドバイスしてくれた小西陸斗アナウンサー。いよいよ、本物の「ニュース原稿」を手に、原稿読みにチャレンジ!
「丁寧に!大きな声で!落ち着いて!伝える!」「大切なことを強調する!」など原稿を読むときのポイントを伝授。実際のニュースOAを見てもらい、「ニュース原稿読み」に挑戦!生徒の皆さんによる「本番5秒前」の掛け声でニュース原稿読み体験がスタート!体験後にインタビュー。「緊張した」「少し噛んでしまった」など、手ごたえも得た様子。「時間内に伝えられるよう時間の配分もできていてめっちゃ上手!」と、小西陸斗アナウンサーもびっくり!参加してくれた生徒の皆さんに拍手を贈りました。
生徒代表から「今日はたくさんいろんな話を聞かせてくれてありがとうございました!」と挨拶があり、授業は終了。小西陸斗アナウンサーから「勉強も大事だけど、いろんなことに興味を持ってほしい!興味を持つことで出会う仲間はもちろん、家族や友だちを大切に、好きなことを見つけて夢に向かってがんばってほしい!」とエールを贈りました。
2026年も太子町立磯長小学校の皆さんにとってステキな年でありますように!と願い、学校を後にしました。