ABCテレビ(関西)毎週 よる11時55分~/テレビ朝日(関東)毎週 深夜2時30分~

Story

ストーリー

最終回

保護者達からのクレームを重くみた学校側の判断により廃部が決定的となったムダ部。部室内には要らなくなった備品を運び出そうと運送業者が集まっていた。諦めきれないマヤ(水沢林太郎)、シロ(小西詠斗)、葵(藤岡真威人)は、存続させるべく知恵を絞るのだが、仁科(奥野壮)一人は「これ以上、迷惑をかけられない」と廃部を受け入れてしまう。さらに仁科は自分のせいで依麻(小栗有以)が人生を懸けた漫画大賞への応募ができなかったことを知り、これ以上は依麻と関わらないと伝え…仁科の青春から恋も友情も一瞬にして無くなってしまう。やる気を失った仁科は一人屋上で佇むのだが、そこに校務員の守見(上島竜兵)が現れ、意外な事実を伝える!
そしていよいよ始まった納涼祭。葵は芽李(寺本莉緒)と、マヤは天音(大谷凜香)と、そしてシロは麗華(鶴嶋乃愛)と楽しくお祭りを過ごしていた。そんな最中とある事件が発生!
納涼祭の目玉イベント「部活対抗スイカ割り大会」で必要なスイカがトラブルで届かないことが判明!麗華たち生徒会のメンバーがスイカ探しに奮闘するも、手に入れられず。このままでは納涼祭が失敗に終わってしまう。そんな時…。「考えがあります!」声をあげたのは仁科だった。仁科はムダ部メンバーに、ある提案を伝えるのだが…。

不器用ながらも「青春」を全力で生きるムダ部4人が最後に起こす小さな奇跡とは!?
そして仁科の恋の結末は一体…。

9

夏休み前に開催される学校の一大イベント「納涼祭」が近づいている。
無駄部の4人(奥野壮、水沢林太郎、小西詠斗、藤岡真威人)も「納涼祭」で行われる「部活対抗スイカ割り大会」で優勝するべく秘策を真剣に練り始めていた。
そして、話題はスイカ割りからムダ部メンバーの恋の行方に…。
お互い気持ちを通わせながらも肝心の一言が言えず、未だに恋が成就していない仁科は、依麻(小栗有以)を納涼祭に誘い想いを伝えるようマヤ、シロ、葵から背中を押される。
一方、マヤ達残りのムダ部メンバーは「納涼祭」を盛り上げるべくサプライズで打ち上げ花火をあげようと計画していた。
恋に…部活に…納涼祭に向けて俄然やる気のムダ部メンバー達。しかし、そんなムダ部に最大の危機が訪れている事を誰も知らない。
保護者達からムダ部へのクレームが数多く集まり、無視できなくなった学校側は生徒会長の詰出麗華(鶴嶋乃愛)を呼び出し…。

8

キス事件の誤解は解けたものの、決定打に欠き、いまだ付き合うに至らない仁科(奥野壮)と依麻(小栗有以)。
じれったい関係を打破すべく仁科が考えた、とっておきの作戦。それは…
「依麻の誕生日サプライズ!」
間近に迫った依麻の誕生日を知った仁科は、依麻の誕生日を盛大に祝い、「生涯忘れられない男になりたい」とムダ部メンバー(水沢林太郎、小西詠斗、藤岡真威人)に相談を持ちかける。
しかしムダ部の面々から出てくるアイディアはおバカなモノばかり。
そこで芽李(寺本莉緒)、麗華(鶴嶋乃愛)、天音(大谷凜香)を呼び出し、「女の子が喜ぶプレゼント案」をリサーチすることに。
仁科のあまりにも真剣な姿に皆、協力を誓う。
一方その頃…
依麻は締め切りが目前に迫った漫画大賞へ出品する作品の執筆活動に追われていた。そして大切な原稿の一枚を誤ってゴミ箱に捨ててしまい…

7

芽李(寺本莉緒)に想いを伝え、正式に付き合うことになった葵(藤岡真威人)。
ムダ部のメンバーはすっかり祝福モード!
しかし…仁科(奥野壮)だけは負のオーラ満載で一人浮かない表情。
葵と同じように依麻(小栗有以)に想いを伝えたものの、「大嫌い!」と拒絶されてしまったのだ。
しかしその話をすると、葵から上から目線で恋のダメ出しをされてしまう始末。
葵の鈍感さに、ついに堪忍袋の緒が切れた仁科は大ゲンカに発展!!
一方その頃依麻は…
仁科からキスされたことを漫画部の部室へと押しかけてきた芽李と麗華(鶴嶋乃愛)、天音(大谷凜香)に相談していた。
一体ナゼ「大嫌い」と言ってしまったのか…
ムダ部さながらの女子達による恋の検証が始まる。

6

珍しくテンションが低い葵(藤岡真威人)。
よく当たるとウワサの血液型占いで1位なのに良い事が全く無いからだ。
さらに最近は何故か芽李(寺本莉緒)にも避けられている様子でモヤモヤした状態が続く。一方、仁科(奥野壮)は占いで最下位にも関わらず上機嫌!
依麻(小栗有以)と連絡先を交換して以降、共通の趣味・少女漫画の話で毎晩のように電話で盛り上がり、良好な関係のよう。
この日も仁科の頭の中は少女漫画家・姫乃るん先生のサイン会に着ていく服装のことで一杯。
そんな時、仁科の血液型占いに書かれたラッキーアドバイスに注目するムダ部の面々。「イメチェンすれば恋愛運アップ!」
つまり仁科がイメチェンに成功すれば、「恋」が実ると考えたムダ部メンバー達は、それぞれ考案のベストコーデで仁科のイメチェン大作戦を開始する!
青春時代に「恋」は必要ないと誓いながらすっかり「恋」に翻弄されているムダ部のメンバー達。
果たして占いで「恋」は上手くいくのか…!?

5

昼下がり。のどかな公園に衝撃が走る!
相手の動きを封じる武具“刺股”を片手にマヤ(水沢林太郎)を追い回す謎の美女。彼女の正体はマヤの幼馴染・曽我天音(大谷凜香)。
なんと彼女はマヤの許嫁だった…!?

さらに天音はマヤの事を「犬」呼ばわり。マヤも天音様と恐れおののく超特殊な主従関係にムダ部のメンバー(奥野壮、小西詠斗、藤岡真威人)も理解が追い付かない。聞けば、中学卒業後は別々の高校に通うことで、天音から解放されたマヤだったが、このたび天音がマヤを追いかけて転校してきたというのだ。天音から解放されたいと望むマヤを救うべくムダ部のメンバー達は一肌脱ごうと誓う。

そもそもマヤと天音の特殊な主従関係が生まれたキッカケは中学時代まで遡る。マヤはこれまでオセロや将棋など天音に様々なゲームで勝負に挑んできたが全て惨敗。幼少の頃から英才教育を受け、文武両道で完全無欠の天音にマヤは何をやっても勝つことができず、いつしか上下関係が出来てしまったのだ。

そのことを知った仁科は「マヤが得意なモノで勝負に挑めば?」と提案。怪我で断念したものの、マヤは中学時代エースで4番。高校へは野球推薦を決めるほどの選手だった。そこでマヤはバッティング勝負で天音を打ち負かそうと決意するのだが…

4

「こんな無駄な部活動は廃部です!!」
この1年全く役に立たない検証ばかり繰り返してきた無形文化遺産代行保存部=通称・ムダ部に最大の危機が…!?
突然部室に現れたのは桐野学園の生徒会長・詰出麗華(鶴嶋乃愛)。
これまでムダ部の活動を逐一チェックしてきたという麗華は、ムダ部の活動を無意味と一刀両断! 「他の生徒の迷惑になります」と即刻廃部を強要。
なんとか廃部を免れようと、あの手この手で麗華に懇願する4人(奥野壮、水沢林太郎、小西詠斗、藤岡真威人)。
すると麗華の態度は一変し「シロが写真展のモデルになってくれるなら考えなくもない…」と交換条件を持ちかけるのだった。
なぜかシロに対してだけ甘い対応を見せる麗華は、そう言って強引にシロをモデルとして連れ出してしまう。
それからというもの麗華の撮影にモデルとして強制的に付き合わされることとなったシロだが、癖の強い衣装やポーズなど麗華の要求はハードになるばかり。麗華の真意は一体…!?一方その頃、仁科は…。
“神”と崇める少女漫画家・姫乃るん先生のサイン会が近所で開催されるという情報にテンション爆上がり! 少女漫画に一切興味のない葵(藤岡真威人)とマヤ(水沢林太郎)は、漫画部の依麻(小栗有以)に「一緒に行こう!」と誘ってみれば?と仁科に提案するのだが…。

3

高校時代では絶対に恋をしないと誓ったのに…。
仁科(奥野壮)と依麻(小栗有以)がまさかのキス!?
その様子を影からこっそり盗み見ていた無形文化遺産代行保存部(通称・ムダ部)の仲間・マヤ(水沢林太郎)、シロ(小西詠斗)、葵(藤岡真威人)。

次の日の朝。早速、登校時の下駄箱前で仁科にキスの真相を追及する3人!
しかし仁科のキスには誤解が…!?実際にキスしたのは依麻ではなく?
さらに朝から下駄箱前で無駄口を叩いてる4人に向かって…。
1人の女の子が猛然と走ってきて、そのまま葵に抱きつく始末。
仁科の話はどこへやら。全員あっけにとられてしまう。

彼女の名前は湯井芽李(寺本莉緒)。今年入学したばかりの高校1年生。
葵とは10年来の幼馴染だという。一見ラブラブな葵と芽李の様子に嫉妬を隠せないマヤだが、芽李は誰にも打ち明けられない悩みを抱えていた。その様子に鈍感な葵は一切気づいてないようで…。

2

「貴重な青春時間を“恋”に費やすなんてバカ過ぎる!」
中学時代に初デート10分で振られた過去をトラウマに感じ…。高校時代は絶対恋をしないと決めている高校2年生の仁科(奥野壮)。
しかし、無駄部で検証したテーマ「食パンをくわえて走って、誰かにぶつかれば、恋に落ちるのか!?」に遊び半分で挑戦してみると…。
まさかの女子生徒と衝突!! 仁科をはじめア然とする無駄部メンバーのマヤ(水沢林太郎)・シロ(小西詠斗)・葵(藤岡真威人)。

仁科がぶつかった相手は、漫画部に所属する高校2年生の依麻(小栗有以)。
このまま恋に発展するのか……と思ったのも束の間!
仁科を怒鳴り散らした挙句、踵を返し足早に去っていってしまう。
しかし気が動転したのか。
持っていた手描きの少女漫画原稿を一枚拾い忘れていく依麻。
そんな残された原稿を、ふと目にした少女漫画好きの仁科は完成度の高さにいたく感動し、口では「恋なんて絶対しない」と言いながらも依麻に興味を持ち始める。
そして次の日。仁科は漫画原稿を届けるために漫画部の部室を一人で訪ねるのだが…。

1

私立桐乃学園に通う高校2年生の仲良し4人組・仁科、葵、シロ、マヤは自ら「無形文化遺産代行保存部」(=通称・ムダ部)なる部活動を立ち上げ…。
「人は夕日に向かってどこまで走れるか」「一番ケンカが強そうな平仮名選手権」などくだらない検証を真面目に行ってはSNSにアップする毎日!
周囲からは「イケメンの無駄遣い!?」と呼ばれながらも当の本人たちは無駄口ばかり叩きながら過ごす生活こそ「青春」と信じ充実した学生生活を過ごしていた。
この日も部室に集まった4人は無駄口ばかり。仁科が大好きな少女漫画について熱く語り始めれば、シロはお菓子ばかり食べている。
そんな中マヤが買ってきた高級食パンに目を付けた葵が…。

「少女漫画、食パン…それだ!!!」

こうして葵のひらめきによって、この日の部活テーマは『食パンをくわえて走って、誰かにぶつかれば、恋に落ちるのか…』という少女漫画あるあるの検証に決定! 舞い上がる無駄部メンバーだったが…。
少女漫画をこよなく愛する仁科だけは、リアリティがないと否定した上に、「時間のムダだろ。恋なんか」と、部室から一人出ていってしまう。
仁科が恋に臆病な理由―
それは中学時代の、ある経験がトラウマにあるようで…。

果たして食パンと恋の検証は!?
そして彼らに運命的な出会いは訪れるのか!?