兵庫県篠山市の「雪岡市郎兵衛洋菓子舗」。独創的な発想で、こだわりのチーズケーキを作るのは、オーナーパティシエの雪岡孝征さんだ。スイーツの激戦区・芦屋で人気を博しながら故郷の篠山に移転し、この春で１周年を迎える。今回は、雪岡さんのチーズケーキの魅力を紹介しながら、篠山の食材を使った新作作りに密着した。
常時十数種類のチーズケーキが並ぶ「雪岡市郎兵衛洋菓子舗」。オーナーパティシエの雪岡さんは、スイーツの激戦区・芦屋で人気店としての地位を築いたにもかかわらず、故郷の篠山に移転。オープンして１年で早くも篠山の名店として知られる存在になった。独創的なこだわりのチーズケーキはいまも大人気。
篠山に移住して１年、さまざまな出会いがあったという雪岡さん。なかでも、古民家を改築したフレンチレストラン「ひわの蔵」のシェフ、高柳さんは、神戸で人気を誇った伝説の名店で修業後、「ジャンティ・オジェ」をオープン。神戸で２０年にわたり、腕を振るってきたが、地産地消のレストランを目指し、豊富な食材のある篠山に移住した。そんな高柳シェフとのグルメ談義は、雪岡さんにとって大いに刺激になっているという。
この春、開店１周年を迎える「雪岡市郎兵衛洋菓子舗」。雪岡さんは篠山の食材を使った新たなチーズケーキ作りに取り組む。今回は、篠山のブランドごぼうを使ったチーズケーキと、よもぎのチーズケーキ作りに挑戦！なかでも、よもぎは昨年に試作したものの、失敗に終わったため、リベンジをしチーズケーキが完成した。