LIFE〜夢のカタチ〜

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2013年6月8日放送 | 矢印リストに戻る

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紅茶作りに情熱を傾ける茶農家!

「月ヶ瀬健康茶園」 岩田文明さん

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大和茶の産地として知られる奈良県奈良市月ヶ瀬。この地で代々、茶を作り続ける「月ヶ瀬健康茶園」の17代目であり、無農薬有機栽培の紅茶作りに取り組んでいるのが岩田文明さんだ。今回は、岩田さんの紅茶作りへのこだわりを紹介しながら、手摘みのスペシャルティーの商品化に挑む姿に密着した。
およそ300年前から茶が栽培されはじめた奈良の月ヶ瀬。茶摘みは5月と7月に行われ、岩田さん一家も忙しいシーズンに突入する。収穫した茶葉は畑の近くにある荒茶工場で様々な工程を経て、収穫の7割が緑茶、3割が紅茶になる。
岩田さんが紅茶作りをはじめるきっかけになったのは、食品流通会社に勤めていた時代に訪れたイギリスで、美味しい紅茶を飲んだこと。自分でも紅茶を作ってみたいと、2001年に会社を退職し、家業を継ぐと同時に紅茶作りに取り組み始めた。実は、かつて月ヶ瀬では紅茶が作られており、奈良県産の紅茶はロンドンでの全世界紅茶品評会で最優秀賞を受賞するほど高い評価を得ていたという。しかし、昭和40年代に紅茶の輸入が自由化されると、月ヶ瀬の紅茶作りは消滅してしまった。そのため、手さぐりで紅茶作りをはじめた岩田さん。失敗を重ねながら、5年ほど前に収穫ができるようになり、機械摘みの紅茶を商品化したのが3年前。「オーガニックにこだわり、何度でも飲みたくなる紅茶を目指している」という岩田さんの紅茶は、現在、東京や大阪など30軒ほどのカフェやショップで扱われている。
紅茶を作りはじめて14年目を迎える今年、岩田さんは初めて手摘みのスペシャルティーを商品化することに!機械で刈ると断面もサイズもバラバラになってしまうが、手摘みですると均一になるため、味も香りもクリアになるという。しかし、値段は100倍に跳ね上がる。そこで、岩田さんが考えたのは、“飲む人が摘む”という新しいスタイル。「手摘みイベント」を開催し、完成した紅茶を畑で飲んでもらおうというのだ。番組では、手摘みイベントの準備からイベント当日の様子、手摘みされた紅茶のスペシャルティー作り、そして、試飲会までの様子を紹介。岩田さんの初挑戦を追った!
月ヶ瀬健康茶園
紹介 岩田文明さんが営む茶園。煎茶、ほうじ茶、紅茶を製造している。
住所 〒630−2302 奈良市月ヶ瀬尾山1965
電話番号 0743−92−0739
FAX 0743−92−0737
参考料金
(税込)
ムーンロック月ヶ瀬紅茶・はちみつ
2,000円(送料・代引手数料込) 内容:紅茶二種とはちみつ
ムーンロック月ヶ瀬紅茶・ほうじ煎茶
1,600円(送料・代引手数料込) 内容:紅茶二種とほうじ煎茶
備考 info@tukicha.com

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