増田英彦:(目を潤ませ)去年4位になりまして。この一年間、・・・(言葉をつまらせ)すんません。・・・この一年間はもうM−1だけのために、いろんな仕事をしてきたつもりです。予選からではなく、(去年のM−1が終わって)次の日からすぐ緊張していまして。相方には言ってなかったんですけど・・・、・・・結果出されへんかったら・・・、漫才やめなあかんなと、どっかで思っているところがありました。とりあえずこの一年間、紳助さんや松竹芸能の先輩のいろんなエキスを吸って、頑張ってこれたかなと。その結晶を多少は見せることが出来たかなと思っています。(一千万円の使い道について)横に財テクのプロ(紳助)がいますので(笑)、いろいろ相談したいと思います

岡田圭右:(今回のM−1は)はじめは出るのはちょっとどうしようかなと思っていました。やはり楽しくやって漫才じゃないかと。M−1は、楽しさでは、ふだんライブでやっている漫才とはどっか違うと。ただ相方の、僕の何百倍、何千倍の漫才に対する情熱を見ていると、やはり漫才師として、ますだおかだとしてやっている限りは、大会に出たいという相方の熱意には二つ返事でいいよと言いました。来年(結成)10年目で、最高の形でこのM−1グランプリを卒業できて、ほっとしております(一千万円の使い道について)かあちゃんに渡します(笑)

島田紳助(大会委員長):去年より(最終決勝に)残ったメンバーが非常にレベルが高かったです。(審査では)はっきり点数差をつけると審査員の間でミーティングしたんですけど、言った自分が差をつけれないぐらい差がなかったです。最後に三組残って、三組誰が落ちても問題ないぐらい、本当に悩んでしまいまして。特にフットボールアワーとますだおかだは僕的には差がないと思いました。
洋七さんも1ミリや1ミリやと叫んでましたけど、本当に1ミリの差やったと思います。それも10センチの1ミリではなく、100mの中の1ミリの差かなと。ますだおかだも、劇場が燃えたにも関わらず(笑)、物凄いハンデの中、ようここまでネタを作ってやってきたなと感動しました。でも二人は熱いです。まじめな漫才コンビが勝ちますね。私もついついもらい泣きしました。


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