オートバックス M-1グランプリ2004
 優勝賞金1000万円、史上空前の規模で、若手漫才師による漫才日本一決定戦第4弾「オートバックスM−1グランプリ2004」が今年も開催、決勝戦の模様はABC・テレビ朝日系列全国ネットで12月末に生放送されることが決定した!第1回から、大会委員長を務める島田紳助、昨年グランプリのフットボールアワー、準優勝の笑い飯、敗者復活戦から決勝に進出した、3位のアンタッチャブルが出席して、7月23日都内で記者会見が行われた。


 大会委員長の紳助は、「今年で4回目。へたることなく、盛り上がってます。お笑い界への恩返しにと始めた大会ですが、スポーツと一緒で競技人口も増えることがお笑いの繁栄につながります。今きている、このお笑いブームも一時的なものではなく、末永く続いてくれるようにと、思っています。お笑いにうるさいオール巨人も、若手のレベルは高いと評価していますし、僕自身も今の若手のレベルは高い、と痛感しています。」



 2003年のグランプリを獲得したフットボールアワーは、優勝して以来、「あ、M−1の子や」「1000万円何に使うんか」と街なかでおばちゃんに声をかけられるようになったとか。改めてM−1の知名度を感じたという。その賞金1000万円の使い道は?
岩尾は「僕は、ベンツを買いました。まあ、買ってまえ、と勢いに乗って・・・」
後藤は「優勝したとたん、おかんから、『その金でリフォーム』とメールが入ってきて、まあ、その一部に使いました」と。横から紳助が「前歯もきれいになったんやろう、治していると聞いたで!」と指摘されるとテレ笑い。それぞれにグランプリの座を謳歌しているようだ。


 さて、2004年の優勝候補と目されている、2003年ファイナリストとなった笑い飯とアンタッチャブルも会見に乱入。審査員の評価が高かっただけに、今年の活躍が期待されるところ。
 紳助は「無理やろ。アンタッチャブルは無冠の帝王、笑い飯は、もう飽きた!きっとすい星のごとく、どこかのコンビが現われて優勝をさらっていく。この大会は1年間のアベレージじゃない、本番一発勝負やからね。大会が始まってから成長していくコンビもいるし、1年前と比べて成長したコンビもいるし、ほんま分からへんで」と2組を一刀両断。
アンタッチャブルは「今までのネタを集約して、いいものにしていきたい」。笑い飯は、「昨年受けたネタでもう一回勝負する!?」と意欲を見せた。
 さて、決勝戦は昨年同様の、決勝進出8組のほか当日の敗者復活戦で勝ち上がったワイルドカード1組を加えた9組で争われる。果たして1000万円を手中にするのは、どのコンビか、お笑いブームの中で注目される事必至だ。



 決勝の舞台は東京・有明スタジオで、その模様はABC、テレビ朝日系全国ネットで生放送される。

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