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10月29日(土)
東京担当P:柴田
M-1グランプリに
大型新人コンビ
「竹山崎」が挑戦!
ライバルは何とあのコンビ!

優勝賞金1000万円。今年で5回目を迎える漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2005」の1回戦最終日が10月29日東京・有明パナソニックセンターで行われ、山崎邦正とカンニングの竹山隆範が新コンビ「竹山崎」を結成し出場した。受付ではアマチュア参加者にまじって参加費2000円を支払い、気合十分で会場入りした2人だったが、「3178」というエントリーナンバーを前にするやいなや山崎は、「めちゃめちゃ多いんや。緊張して来た・・・。」と挑戦者の多さに驚きの表情を隠しきれなかった。
現在はピン芸人として活躍する山崎だが、1991年にコンビ「TEAM-0(チームゼロ)」としてABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞を受賞。しかし活動はコントが主だったため、実はこの日が漫才初挑戦となった。
一方、「漫才とM-1グランプリが大好き」という竹山は、相方中島と組むカンニングが結成14年目。M-1はコンビ結成10年以内が参加資格なので、第1回、第2回はカンニングとして、また第3回、第4回は、「とんこつなんこつ」とコンビ名を変えてまで出場した。今年は、相方の中島が病気で療養中のため、何とか出場に向けてコンビを組む相手を探していた。芸暦17年目の山崎と、14年目の竹山だが、コンビ結成1年目というれっきとした新人としてM-1挑戦が実現したのだった。

この日は「竹山崎」というコンビ名を扱ったネタを披露。「竹山の方が先についていて、こんなコンビ名は嫌や!」というボケ担当山崎と、「じゃあ、舞台で面白い名前考えて笑わせてくれ!」というツッコミ担当の竹山。実力通りの絶妙な漫才を繰り広げ、順調に2回戦進出を決めた。
人気芸人の二人の登場に会場ではどよめきも起きたが、他の参加者や、観客で埋め尽くされた客席は、笑いの渦に包まれた。
1回戦を無事終えた二人は、ここでもまだ漫才が続いているかのよう。竹山は、「むちゃくちゃだった。山崎さんが任せておけって言うけど、ボケたの一度だけですよ。」と攻めれば、「こいつは約束事決めすぎるんですわ。17年と14年の芸暦で、今更ネタ作りをする必要はない!今度は2回戦の当日に会いたい!」と山崎。ただ、目標については「グランプリ」と2人とも声を揃えた。

ライバルは?という質問に山崎が返した答えは「オリエンタルラジオ」。結成2年目、成長株コンビの名を上げた。これには相方竹山も少し驚いた様子。優勝賞金1000万円は、先輩後輩に関係なく500万円ずつにするそうで、その使い道は、「ローンの前倒し」(山崎)、「来年のM-1に向けて、相方中島を別人に見立てるために整形する」(竹山)。竹山は結成10年を超えてもまだ尚、M-1にこだわるコメントで周囲を笑わせていた。

ABC