金庚秦(キム・キョンテ)とH・W・リューが10アンダーで首位に並ぶ!
2015年10月31日
首位からスタートした金庚秦とこの日6バーディ、1ボギーの5アンダー・66で回ったH・W・リューが通算10アンダーで並び首位の座を分け合いました。
- H・W・リューは2012年東海クラシックのチャンピオン
スタート前まではあまりの強さから“鬼”と呼ばれる金の独走(本人はいたって温厚な人物です)が予想されましたが、4番、5番で連続ボギーを叩くなど前半は非常に不安定なゴルフになってしまいます。しかしそこからが金の真骨頂、終わってみればスコアを3つ伸ばして首位の座を守ったのです。
これで3日間連続しての首位となり、明日優勝することになれば“完全優勝”(4日間首位)を飾ることになります。
「まるで2010年の時(金が優勝)みたいですね、僕と矢野東さんが10アンダーで並んで最終日を迎えて…。出来れば14番までアンダーでラウンドしていたいです」
おそらく、そこまでアンダーパーのラウンドをすることが出来れば、優勝することが出来る…という明確なイメージが頭の中にはあるのでしょう。
- 今季5勝目に王手をかけたゴルフの“鬼”こと金庚秦
一方のリューは、「金選手が強い選手だと言うことは知っていますし認めています。しかしゴルフは何が起こるかわかりません。自分のプレーに集中して、優勝に向かったプレーすることが大事だと思います」と一歩も引かない構えです。
果たして優勝を飾るのはどちらの選手でしょうか、それとも別の選手が出てくるのでしょうか。