歴史街道〜ロマンヘの扉〜

歴史街道スペシャル
知られざる六甲山

２０１２年９月２９日（土） 夕方４時５５分〜５時２５分

神戸のシンボルであり、関西屈指のレジャースポット、六甲山。
娯楽、憩い、登山など様々な目的で人々は六甲山に集まってきます。
また、一方で六甲山は信仰が息づいている山でもあります。
今回の歴史街道は、人々から親しまれ続けている六甲山を訪ね、今に残る近代建築や山上の美しい風景、眼下に広がる絶景、今に息づく信仰のかたちやその心に迫り、六甲山の奥深さを実感します。

案内：道上洋三
旅人：乾麻梨子、八塚彩美
語り：高野純一

今回の旅は六甲ケーブルから始まります。
六甲ケーブルは昭和７年の創業、今年８０周年を迎えました。
わずか１０分で「六甲山上駅」に到着。この「六甲山上駅」はアールデコ様式の傑作といわれ、平成１９年経済産業省が定める「近代化産業遺産」に認定されました。
「六甲山上駅」をはじめ「ヴォーリズ六甲山荘」「六甲山ホテル」などを訪れ、建物の美しさを堪能します。

旅の合間に立ち寄った「山頂名物ライスカレー」昭和２年創業以来変わらない和風だしカレーをいただきます。

日本で最初のゴルフ場をつくり、六甲開発の祖と呼ばれたイギリス人アーサー・グルーム。
グルームが六甲で成した様々な事柄を、神戸六甲に詳しい園田学園女子大学・名誉教授の田辺眞人先生に案内していただきます。

六甲山にはレジャースポットだけではない、もうひとつの顔があります。
人々の信仰を寄せる場所があるというのです。
周囲を深い霊気に包まれている雲ヶ岩、心経岩では古代から修験者たちが祈りを捧げてきました。また、石の宝殿は雨乞いの地とされています。
これらの場所では現在もその信仰は受け継がれているのです。

◆歴史街道とは

関西は「歴史・文化の宝庫」として世界に誇れる地域です。歴史街道では、日本の歴史文化の魅力を楽しく体験し、実感できる旅のルートとエリアを設定しました。伊勢・飛鳥・奈良・京都・大阪・神戸といった主要歴史都市を時代の流れに沿ってたどる「メインルート」と各地域の特徴をテーマとして活かした３つの「ネットワーク」です。

歴史街道計画では、これらのルートを舞台に
「日本文化の発信基地づくり」
「新しい余暇ゾーンづくり」
「歴史文化を活かした地域づくり」
の３つの目標を掲げ、その実現を目指しています。

◆歴史街道倶楽部のご紹介

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歴史街道倶楽部では、関西各地の様々な情報のご提供や、ウォーキング、歴史講演会など楽しいイベントを企画しています。

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歴史街道推進協議会