


『#17 次世代の放浪者たち。』
3月9日(月)放送回は、PSYCHIC FEVER編第2回。カメラは、日本音楽の国際的な評価向上と持続的な発展を目的としたイベント『ennichi '25 Japanese Music Experience LA』に参加する彼らを追った。イベントのヘッドライナーを務めたPSYCHIC FEVERのステージに、会場が揺れる――。
「見てくださった皆さんが『このグループいいな』『音楽いいな』と思ってくださったものの1つに自分が加えたエッセンスが関係していたいんです。僕1人ではPSYCHIC FEVERではない。7人がいるからこそ、僕たちの音楽やライブエンターテインメントが表現できる。初心を忘れずにやるのが自分らしさであり、それもグループらしさに繋がると思っています」と、今回の物語の主人公、グループのメインボーカルであり、卓越したダンススキルでも存在感を示す小波津志(こはつ こころ)は語ってくれた。
7人組のボーカルグループPSYCHIC FEVERは、2022 年にアルバム『P.C.F』でメジャーデビューすると、作品ごとにそれぞれの個性が交わり生まれる化学反応を重ねながら、活動の舞台を世界へと広げてきた。3カ国を回るアジアツアー、アメリカ6都市を回るUSツアーを成功させた彼らは、昨年12月、『ennichi '25 Japanese Music Experience LA』出演のためにロサンゼルスを訪れていた。2025年最後の渡米で見えてきたのは、PSYCHIC FEVERの音楽が世界的に評価を高めている理由、そして彼らのパフォーマンスに込められた信念だった。
LAのホテルの部屋に迎え入れてくれた小波津は、「今回のLAイベントに向けて気合を入れようと、HIROさんにいただいたジャケットを持ってきました」と、赤褐色の皮ジャンを披露。また、海外遠征の移動に欠かせないマスク、パスポート、ヘッドホン、ハンドクリームなど厳選に厳選を重ねた私物も紹介してくれた。「最近はこれに整腸剤、インスタント食品も常備しています」という。
取材班は「グループ随一のインドア派」だという彼を外へ誘ってみた。そこで彼は「中学1年生の時に、3年間留学できる『GLOBAL JAPAN CHALLENGE』オーディションに臨み、最終審査まで行ったけれど、落ちて。それをきっかけにEXPG STUDIOでボーカルを習うようになり、自分の人生が一気に変わりました」と、その原点を語った。
海外でのリハーサル。日本のアーティストを代表してステージに立つ彼らに、臆する様子はない。日本人クルーだけではなく現地クルーとステージを作り上げることも、今では自然な光景となった。これも、USツアーの賜物。「ガムシャラで、今の自分にできる全力を出すだけ。LAでの最終公演では、それが形にできて、いいツアーになった」とツアーを振り返る。
USツアーの切符を引き寄せたのも、他でもない彼らのパフォーマンス。歯車が大きく動いたのは2024年。「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」のパフォーマンスがTikTokで急速に拡散され、ダンスやショート動画の投稿を中心に人気が爆発した。
JP THE WAVYは、「2000年代アメリカのボーイズバンドをアップデートしたものをPSYCHIC FEVERで表現できたら懐かしいし、エモい気持ちになれそうと思って『Just Like Dat』を作った」という。小波津は、「僕が聞いてきたR&Bシンガーをイメージして歌った。そこで新しい自分の表現、少し垢抜けたような表現をすることができた。自分たちの型にはまった」とこの曲を回想する。
「Just Like Dat」で確立した、自分たちにしか紡げない表現。初のヨーロッパでのパフォーマンスとなった『ジャパンエキスポ・パリ2024』では、ヨーロッパ中から3000人以上が集まり、主催者が「過去20年で1番の大熱狂だ」と絶賛。世界中からイベントへのオファーが殺到した。そうして実現に至ったのが、昨年2月のUSツアーだった。
ミュージックディレクター兼ライブアレンジャーとしてツアーを共にしたJohn Fossittは、USツアーの成功を「彼らはさまざまな音楽を研究し、自分たちの好きな要素を取り入れて独自なスタイルに昇華させている。彼らにはただ大きくなるだけでなく、世界中から尊敬されるボーイグループになってほしい」と語る。
小波津は言う。「LDHのLove, Dream & Happinessを音楽エンターテインメントを通して世界中の皆さんに届けたい」と――。
道なき道を開拓し続けたEXILE。彼らは当時まだ馴染みの薄かったストリートカルチャーをJ-POPのど真ん中へ押し上げた。LDHのエンターテインメントに憧れを抱いたEXPGの精鋭たちは、EXILE TRIBEとしてデビューするという夢で結ばれている。その冠を受け継ぐ7番目のグループPSYCHIC FEVERは、J-POP由来のサウンドで世界への扉をこじ開け、各国でその名を轟かせている。
しかし海外でステージに立つ小波津は、その責任や使命をことさら意識していない。「その時の全力でやっていれば、それがオリジナルになるし、意識してなくてもEXILE TRIBEとしての表現になればいいなと思う」と言い、音楽を楽しむ。彼はこれからもひたむきに、そしてたおやかに世界を放浪していく。
10月27日(月)から始まるシーズン2は、なんと!2001年のデビューから数々のヒット曲と伝説的なライブで人々を魅了し続け、日本の音楽シーンを席巻してきたEXILEに密着する。
2020年代、彼らは一度歩みを止め、新な未来を模索する道を選んだ。 その歴史の中で、最も長く、最も多くステージに立ち続けてきたパフォーマー・AKIRA。今回は、圧倒的な存在感を放ちながらも、常にチーム全体を輝かせることを優先し、背中でリーダーシップを示してきたAKIRAを中心にEXILEを深堀りする。
HIROとの運命的な出会いからデビュー、パフォーマー以外の活動へと広がっていった表現の場、台湾でLDHのCEOとして新たな挑戦に挑む現在。ATSUSHIが完全復活し、11人体制のEXILEで挑むドームツアー(11月15日開幕)までの道のりに密着する。
さらにシーズン2では、今年グループ初のアジアツアーも実施した若手グループ【BALLISTIK BOYZ】など、他にも今話題のLDHグループに密着予定。
光り輝く舞台に立ち、磨き上げた才能を最大限に発揮し人々を魅了するアーティスト。
彼らの輝かしい躍進の裏には、自身の全てをパフォーマンスに捧げてきたストイックな覚悟がある。
この番組は、そんなアーティストたちが今、グループとして新たな夢を目指し、不退転の覚悟で進む道(One Way Road)にカメラが密着。