「ABC TV」 すべてはコンテンツのために ABCTV RECRUIT 2021

MESSAGE社長メッセージ

テレビの置かれている現状

テレビはいま大きく変化しています。
インターネットやスマートフォンが普及して、テレビが唯一の情報源ではなくなっています。テレビが今までのように「メディアの中心」に居続けることはありません。しかし、テレビの持つ力、役割はまだまだ大きなものがあります。時代と共にライフスタイルが変わっても、その時々のテレビの重要性は必ずあります。ただ、世の中が変わっていくスピードや本質からずれてしまうとメディアとしての信頼を失ってしまいます。世の中の変化と共にテレビも、わたしたちの会社も、常に変化をしていくことが重要なポイントであると考えています。

昨今、HUT(総世帯視聴率)の低下、若者のテレビ離れということが言われています。「テレビという受像機」で見る人は減っているかもしれません。しかし、「テレビのコンテンツ」を見ている人自体が減っているわけではなく、多くの人がインターネットで「テレビのコンテンツ」を見たり、SNSで「テレビのコンテンツ」が多く話題に挙がったりしています。こういうことからも、時代にあったコンテンツ、視聴者が見たいと思うコンテンツを創り続けることが大切です。
また、「信頼性」という意味ではインターネットは、まだまだテレビには及ばないと考えています。テレビは、「信頼性」をこれからも高いレベルで持ち続けなければなりません。

朝日放送テレビの使命

ANN系列(※1)において、わたしたち朝日放送テレビは、テレビ朝日と並ぶキー局としての役割を担っています。この「もう一つのキー局」としての責任を果たしつつ、関西エリアでの地域に密着したメディアという役割を、今後もしっかりと果たしていくことが重要です。
その上で、地上波ネットワーク以外でもコンテンツを届けること、例えばインターネットであれば世界に発信できるわけですから、世界に向けてコンテンツを発信していくことも必要になります。そう考えると朝日放送テレビの使命は、世界があり、地上波のネットワークがあり、そして地元関西があるという中で、どのようにコンテンツを発信していくのか、そのために何をしていくのか、どういったデバイスでどこへ届けるのか、といったコンテンツ戦略を考えていくことであると思います。
※1 テレビ朝日をキー局とするニュースネットワーク(All Nippon News Network)

すべてはコンテンツのために

朝日放送テレビの設立に際して、私は「すべてはコンテンツのために」というスローガンを掲げました。
これまではテレビという媒体の価値だけで広告収入がありましたが、デバイスが増えると当然広告収入は減ってしまいます。そうした中、最終的に一番大事なのは「コンテンツを創る」ということなのです。今まで創ってきたコンテンツに加え、これからも力を合わせて、視聴者に信頼される良質なコンテンツを創っていく、自分達にしか創れないコンテンツを創り続けていく、そしてそのコンテンツをテレビはもちろんインターネットなど様々なデバイスを通じて発信していくことが大切だと考えています。

朝日放送が放送を始めてから67年(※2)になります。長い歴史の中で、我々の先輩が多くの良いコンテンツを創り、そして伝統を作ってくれたわけですが、その中で変えなければならないことと、変えてはいけないことを見極めることが重要です。 変化とは何か?そして改革とは何か?そ れは、変えないといけないことは変える、変えなくて良いことはしっかり守るということ。
「伝統は変革の連続だ」ということなんです。
伝統は、常に変革をしているから守られています。伝統とはずっと同じことをただ守っているわけではなく、変革の連続で守られているんです。変えなくていいことは変えていないし、時代の変化に合わせて変えるべきところは変えていく。そうした伝統を守りつつ、皆で誇りをもって働ける会社、「朝日放送テレビで働いて良かった」と思える会社にしていこうと思っています。
「すべてはコンテンツのために」。朝日放送テレビはこれからもこのスローガンのもとで、力強く進んでいきます。
※2 1951年3月15日 朝日放送株式会社設立

求める人物像

これまで私が一貫して思っている理想の学生像は「自ら考えて行動する人」。そういう人に来てほしいです。特に「強い好奇心を持っている人」に是非来てほしいと思っています。例えば、「どこかのお店がおいしい」という情報を知った場合、そうした情報を鵜呑みにするのではなく、実際にお店に自ら足を運んで、お店の雰囲気やサービス、食事の内容などを実際に体験する。「とにかく自分で行って確かめる」という強い好奇心がないと、確信をもって情報を発信できないんじゃないかなと思います。
どんな会社であっても、就職はゴールではありません。どの会社に入っても、そこからがスタートです。希望の会社に入ったことで満足してしまうという、残念な話を聞くことがありますが、今は入社したことで安心するような時代ではありません。どんな業種でも、10年後、20年後にどうなっているかは分かりません。
とりわけメディアを取り巻く環境の変化はとても早いので、若くて感性が豊かな人に入ってもらって、その時代の流れの変化を捉えながら一緒にやっていきたいと考えています。
価値観の変化が激しい今は、30代の人が20代の人のことが分からない、20代の人が10代の人のことが分からない、といった時代です。だからこそ、若い人たちの感覚はものすごく大事で、一緒に変化するために若い力が絶対に必要です。「テレビの世界に入って、今のテレビを変えてやろう!」というくらいの気概がある人に来てほしいし、むしろ今のテレビを否定するくらいの人に来てもらって、我々と一緒に魅力のあるテレビへと、変えていってもらいたい。そういう人を待っています。