スンゲー父ちゃんと家族たち　エキセントリックパパ

世の中のパパはサラリーマンだけじゃない！ワールドワイドに活躍し、なおかつ世界に認められた凄いパパたち！しかし、家族はそんなエキセントリックなパパに振り回されて大迷惑をこうむっていた！？知られざる職業に就き、その生き様も破天荒でリスキーなパパ3人の日常に密着、そしてそれぞれに風変りな父親をもつ家族ならではの苦労エピソードから、斬新な家族のあり方を探っていく新視点のファミリートークバラエティ！

MCには劇団ひとり、小峠英二。関根勤、千秋、朝日奈央らがエキセントリックパパへ愛あるツッコミを入れつつ、ラジオ番組『テレフォン人生相談』で40年以上さまざまな相談にのってきた大原敬子が、家族の悩みをときに慈愛深く、ときに厳しく諭していく。世のイクメンパパではこうはいかない“家族のカタチ”が明らかになる90分だ！

1組目のエキセントリックパパの職業は、国内外で1,000以上の洞窟を探検し、内部構造やルートを解明してきた洞窟探検家！吉田勝次さんは、未だ誰も足を踏み入れたことのない洞窟の奥深くへと行き着くことを信念に、これまでに数々の世界最大級の洞窟を制覇してきた。だが、挑む洞窟は地図さえなく、先が行き止まりかどうかもわからない岩と岩の細い隙間でも突き進んでいくような超リスキーな探検ばかり。「常に恐怖を感じていますね」とクールに話す吉田さんだが、400m級の竪穴や先の見えない水中洞窟など、死と隣り合わせの仕事はまさにエキセントリックだ！

しかし、家族の反応は冷ややかそのもの。それもそのはずで、探検に没頭するあまり、ほとんど家に帰らないという吉田さんは、職場で寝食し家には帰らない。さらに家族にも連絡をほとんどしないのだとか。そのため家では、毎年パパ不在の誕生会が行われている。子どもたちも「小さい頃から父親と遊んだ記憶がほとんど記憶にない」と語り、家族とのコミュニケーションはほぼゼロの状態…。

そんな孤独もどこ吹く風の吉田さんだが、実は意外な芸能人とプライベートでの交流があるなどスタジオのメンバーも尊敬するような華々しい活躍を見せている。そんな中で、大原は「心配で心配で、私ね、（吉田さんの）母親のような気になっちゃうんです」とただただその身を案じていた。

2組目のエキセントリックパパは六男三女の11人大家族パパ。その職業は世界的に有名な居合術家なのだ！町井勲さんは修心流居合術兵法の創流者で、発射速度350キロの6ミリBB弾を居合斬りで真っ二つにするという神業でギネス認定されるなど、まさに偉大すぎる父親。劇団ひとりも「自慢のお父さんじゃん！」と羨ましがり、朝日奈央は「格好いい！憧れのパパですよ！」と羨望の眼差しを送るが、スタジオに登場した家族の証言からまさかの不満が止まらない！

そのひとつが「ダサい」。どんな服装でも足元は必ず足袋を着用するといい、奥様からは「恥ずかしいので、一緒に歩きたくないんです」と本音が。この不満に、大原敬子は「まったくブレがなくて素晴らしいご主人ですね。ご家族は、本当は凄いと思っているんです。肚の中では息子さんたちもあこがれているんですよ！」と、絶賛するのだが、子どもたちからは、千秋や朝日も「それはダメ！」と言い切るようなまさかの不満も噴出し…。

最後まで不満が収まらない家族だが、町井さんは「いつか妻と子どもたちに贈りたかった」という世界で一つのプレゼントを用意していた。この無二の贈りものに家族の反応は…！？

3組目のエキセントリックパパは、ゴビ砂漠で何やら手作りの装置で嬉しそうに作業をする男性。実は、彼は日本でも数少ない微生物ハンターでもある研究者！金沢大学で准教授を務める牧輝弥さんは、石川県の約3000m上空で納豆菌の採集に成功。その納豆菌を研究し『そらなっとう』として商品化するなど幅広く活躍をしている。

しかし、その家族は大迷惑を被っているとか。納豆菌の研究中、自宅の冷蔵庫は研究用のシャーレに占領され、しかも納豆嫌いの子どもたちはその臭いの被害にも遭っていたとういう。さらには、研究に没頭しすぎて「家のことをしなさすぎ！」と奥様はオカンムリだ。「悪気がないので仕方ないんでしょうけど、結婚しても子どもができても家事も子育ても一切しないので…」とかなりの苦労と不満が溜まっているよう。

関根勤は「旦那さんは天才なんです。今後、彼の研究が人類のために役立つわけだから」と牧さんの凄さを説明しようとするが、家族には一切響かない。そこで、牧さんが研究中というあるプロジェクトに密着したVTRを紹介。解明されればノーベル賞級とも言われている研究に没頭している姿を見た家族は…？さらに、ゴビ砂漠で微生物を採取・研究中のパパが国際電話で家族にある告白を！？