おらが町のワイドショー

日本には、まだまだ知られていないだけで魅力に溢れた町がたくさん存在している。

そんな魅力を一番知っているのが、その町に住む人たち。全国に「おらが町の良さ」を伝えるべく、町の人たちが熱量100％、自分たちでワイドショーを作り、町の魅力を紹介する。

そんな“ワイドショー”をMCの山里亮太と、YOU、本田望結、濵田崇裕が見守る。

番組で登場した町は、カニやサバなど海産物が有名な京都府北部に位置する京丹後市と、キャベツの産地として有名な群馬県嬬恋村の2ヶ所。

京都府京丹後市は「長寿伝説の水」や「ハレの日に食べる郷土料理」など、町のトピックスを紹介していく。そのMCに選ばれたのが、京丹後の伝統行事、“のぼり立て”（※柱にガラクタのようなものをくくりつけ、夜のうちに新婚カップルの家の前に立てかける子宝祈願）の世話役を長年続けているお父さん。アシスタントにはラジオパーソナリティを目指す女子高校生、そしてチャンカワイが2人をサポートして始まったのだが、良かれと思って言葉を添えるチャンのトークが、お父さんのMCとうまく噛み合わない！

冒頭からいきなり大汗を掻いているチャンを見て、スタジオの山里とYOUはVTRを覗き込んで心配する。さらにスタジオの面々は、京丹後と中継で繋がってみることに。中継先には、2組の夫婦と1組の親子がテーブルの前でスタンバイ。各家庭によって味が違うと言われる郷土料理のバラ寿司を目隠しで食べ、どれが自分の家の味かを男性陣が当てるゲームを始める。はたしてゲームの結果は・・・！？

群馬県嬬恋村は「ベストボディ・ジャパン」で優勝したというマッチョマンがMCを、ヨガのインストラクターである妻がアシスタントを、マヂカルラブリー村上がサポーターとなって進行する。コメンテーター席には、ゲートボール仲間の元気なおじいちゃんが2人、嬬恋で盛んなスピードスケートに取り組む小学生男子とその友達たちが並び、ほっこり賑やかなムードに。ここでも村のトピックスを紹介するのだが、大きな感動を呼んだのがキャベツ畑のラブラブ農家さん。嬬恋で毎年行われているイベント、『キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ』で、農家第1号として妻への愛を叫んだ夫がVTRで紹介された。

こちらも中継をつなぐと、そのキャベツ農家夫婦が登場。今度は妻が、夫への愛を叫ぶという。妻の言葉に、耳を澄ませて聞くスタジオ。「こりゃあ、今年のキャベツは甘め～ぞ！」と思わず山里が叫んでしまうほどの愛の叫びに、出演者一同、感動する。