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#09

2017年528日 放送

住まいのダイエットコーチ:やましたひでこ
住まいのダイエットサポーター:ハマカーン

今回のお宅は一見スッキリとしたリビングにキッチン、ところが階段下の納戸を開けると大量のモノが突っ込まれています!キッチン棚、引き出し、ありとあらゆる収納に使っていないけど捨てたくないモノを詰め込んでいるお宅。子どものお部屋も今や物置状態。
そんなお宅を変えるのは、断捨離の生みの親、やましたひでこ先生。今回は、モノを捨てられない方、必見!やましたひでこが断捨離の極意を伝授します!
やましたコーチは、このお宅は収納以前にモノが多すぎる状態だと分析し、断捨離で適量までモノを減らす作戦に。「小学校に入学した娘のために、今は物置になっている子供部屋を、ちゃんとした子ども部屋にしたい」という奥さんの希望は叶うのか?!
まず、詰め込んでいる収納のモノを全部出し、客観的にモノの多さを実感します。その上で要るモノと要らないモノに分別。やましたコーチは、分別する時に自分が使いたいモノだけを残すように、といいます。断捨離の基準は、使えるかどうかではなく、使いたいかどうか。やましたコーチの教えを踏まえて順調に断捨離できていたのですが、奥さん、疲れてくると、お子さんが要らないと判断したモノを「これは思い出があるから」と残してしまうように。自分が使いたいかではなく、使えるかの判断基準に戻ってしまいました。アシスタントコーチによると、断捨離は1年ほどの長期スパンで行うもの、価値観を変えることもあり、1日で意識改革をするのは非常にハードルが高いのだという。
考えていた以上に収納スペースに大量のモノが詰め込まれていたのと、分別する奥さんが疲れてしまい断捨離の思考を保てなくなったことから、これ以上の片付けは無理だと判断。ダイエット開始からおよそ8時間。このお宅から出たぜい肉は・・・250Kgでした。
途中で断念したダイエットでしたが、物置と化していた部屋は、すっきり、念願の子ども部屋になりました。景品が溜め込まれていたキッチン棚は、お酒が大好きお父さんのストック棚に。食器棚はモノが減り、取り出しやすくなりました。
そして、断念したキッチンの収納部分は・・・今回やましたコーチに教わった「自分が使いたいものを残す」断捨離の基準をもとに、奥さんはゆっくり宿題として取り組みます、と言いました。

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今回のコーチの教え

  • 平面に並べてモノの量を確かめる

    モノの多さを実感すれば捨てる意識が生まれます。
  • 使いたいモノだけ残す

    判断の基準は自分。使えるかどうかではなく使いたいかどうかを基準に。
  • 使いやすくするために箱は捨てる

    キッチンの断捨離をしている時に、箱に入った土鍋が出てきました。土鍋を使いたいなら箱は不要とやましたコーチは言います。箱があるからついつい重ねて、つめこんでしまうのだそう。
#08

2017年521日 放送

住まいのダイエットコーチ:梶ケ谷陽子
住まいのダイエットサポーター:平成ノブシコブシ徳井

今回のお宅は十分な収納スペースが有るのになぜか散らかり放題。特にお悩みは使いづらいキッチン。置く場所がなくてパン焼き器がリビングの地べたに置かれていたり、キッチン収納を開けると大量のアルミホイルや食料品のストックが。10ヶ月の長男の子育てに忙しい奥さんは、「とにかく家事が楽になる収納を教えて欲しい」といいます。
立ち上がったのは、子育ての経験を活かした収納に定評のある梶ケ谷陽子コーチ。サポーターは平成ノブシコブシの徳井。
梶ケ谷コーチは、料理をするのが楽しくなるストレスフリーのラク家事キッチンを目指すために、使いやすさと動線を考え抜いたキッチン収納と、ストック品をまとめる㊙押入れ収納という作戦をたてました。
まずはすべてのモノを要るか要らないか、要るものはどこで使うか行き先ごとに分類。壊れていたソファ、パソコンチェアなど家全体で・・・340キロの減量に成功!
次に、キッチンのモノを「よく使う食器」「たまに使う食器」「日用品のストック」など使用頻度に応じて13種類に分類。分類し終わったら、使用頻度の高いものから収納していきます。小柄な奥さんに徹底的に合わせてよく使うモノは取りやすい下の引き出しへ。あまり使わないものは棚の上や、しゃがまないと取れない下段に収納。同じ使用頻度の食器でも、さらによく使うものは手前のワンアクションで取れるところに収納。徹底的にストレスフリーの収納を目指します。
さらに、動線を考えて一緒に使うものは近くに収納。例えば卵焼きフライパンの隣にフライ返し、その横の引き出しに調味料や箸を収納することで、なんと1歩も動かず卵焼きが調理できるように!
使いづらいキッチンから、ラク家事キッチンに変わり、奥さんは大満足でした。

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今回のコーチの教え

  • モノとしっかり向き合って行き先を決める

    まずはどの部屋で使うものか。リビング、キッチン、押入れ、不要物など書かれた「行き先ボックス」にモノを分類。ここでしっかりモノと向き合うとリバンウンドが減ります。
  • 使用頻度によって分類すると家事がラクになる

    コーチはキッチンのモノを「よく使う食器」「たまに使う食器」「日用品のストック」「お菓子作り関係」「お弁当関係」など使用頻度に応じて13種類に分類。使用頻度の高いものをすぐ取れる場所に配置することでストレスフリーのキッチンにするのがねらい。
  • 同じモノでも使用頻度でしっかりと分ける

    分類をしていると、奥さんがプラスチック容器を手に、どこに分類すると良いか聞きました。コーチが何に使っているか聞いたところ「お弁当ではなく保存」と答えたので、「日用品」に分類。同じモノでも使用頻度できっちり分類すると家事がさらにラクになります。
  • 使用頻度の高い食器は手前に収納

    小柄な奥さんに合わせて、よく使う食器は下の引き出しに入れました。また同じ引き出しに収納するのでも、ワンアクションで取り出せる手前に使用頻度の高い食器を収納しました。
  • 炊飯器のそばに茶わんしゃもじを収納

    炊飯器の近くにしゃもじや茶碗を収納することで、一歩も動かずにご飯をよそえます。
  • 使用頻度の高い食器にも優先順位をつける

    同じ使用頻度の高い食器の中でも一番使用頻度の高いものを、奥さんが最も取り出しやすい引き出しに収納しました。
  • 取り出しにくい場所には使用頻度の低いモノを収納

    手が届きにくい上の棚に収納。しゃがむ必要のある下の棚には、調理家電や土鍋、飲み物のストックを入れました。
  • カラーボックスとケース

    冷蔵庫に入れる必要のない離乳食のストック、床に置いていたパン焼き器をカラーボックスに置きました。
  • キャスター付きラック

    アルミホイルや米、お酒などのストック品はキャスター付きのラックで押入れの中に収納。奥行きのある押し入れには、キャスター付きのラックが大活躍。
#07

2017年514日 放送

住まいのダイエットコーチ:古堅純子
住まいのダイエットサポーター:レッド吉田(TIM)

今回は、16歳、13歳、7歳と育ち盛りの男3兄弟の部屋が散らかり放題とお母さんが悩むお宅。
早速、お家の中を拝見すると、1階のキッチン、リビングなどは片付いていてとてもキレイ。しかし、2階にある子ども部屋は・・・床に本やプリントが積まれ、机は物置状態、三男は机ではなく床で宿題をやっているという状況。お母さんは、受験を控えている次男が勉強に集中できる部屋にしたいといいます。
悩みを解決するべく立ち上がったのは、2000軒以上の家を片付けてきた整理収納のスペシャリスト 古堅純子コーチ。そしてサポーターはTIMのレッド吉田。
古堅コーチは、子ども部屋に収納場所が少ない上に、兄弟3人のスペースを背の高い棚で間仕切っているため、モノの圧迫感が強く、勉強に集中できないのだと分析。集中させるためには余計なものを置かないようにした方が良いとアドバイス。「子どもが自分で片付けられ、勉強に集中できる部屋にダイエットする」と作戦をたてました。
子ども部屋を中心にロフトや家事スペースなどで要る要らないを選別した結果、1120キロの減量に成功!
希望の勉強に集中できる部屋にするため、大胆な間仕切りで子供部屋のレイアウトを変更。100円ショップで売っているファイルスタンドやカゴで驚きの大変身。受験を控える次男が「勉強したくなる!」と思わずつぶやくお部屋に!お母さんも思わず感涙のスッキリ片付いたお部屋になりました。

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今回のコーチの教え

  • 使用頻度によって4つに仕分

    いきなり「いる」「いらない」の選別をするのではなく、いったん全部を外に出し、客観的にモノを見て、「スタメン」「控え」「2軍」「戦力外」の4つに分類。
  • プラチナエリアを活かすことで散らからない家に

    プラチナエリアとは、家族が1日に何度も通る最も使いやすい収納スペースのこと。洗濯物を畳むなどしていたスペースが、実はこの家のプラチナエリアだと古堅先生。ここをオープンクローゼットにして、子ども部屋にあった多くの衣類を収納。勉強スペースと、収納スペースが分かれることで勉強に集中できる子ども部屋になりました。
  • 部屋は腰高の家具で圧迫感なく間仕切る

  • 本棚を横にすると三男でも取りやすい

    部屋を圧迫感なく間仕切るために、本棚を大胆に横置きに。小学生の3男が取りやすく片付けやすいと喜んでいました。
  • ゴールデンゾーンにスタメンのモノを

  • ファイルスタンドは手前に立ち上がりのないモノがお勧め

    教科書やノートを分類するのに便利なファイルスタンドは、手前に立ち上がりがないモノは出し入れが楽!
  • ざっくりBOXで散らかるのを防ぐ

    古堅コーチはキレイな部屋を維持するため、ざっくりBOXと名付けた空っぽのカゴを用意していました。とりあえず積んでしまいがちな書類などは、ざっくりBOXに入れ、このBOXがいっぱいになったら、要る要らないの判断をして片付けると、キレイになった部屋がリバウンドしないといいます。このざっくりBOXは子ども部屋以外にも、リビング、書斎、クローゼットなどどこでも活用できます!
#06

2017年57日 放送

住まいのダイエットコーチ:吉島智美
住まいのダイエットサポーター:ハマカーン
今回のお宅は、21歳の若夫婦と1歳の女の子の3人家族。
お宅を拝見すると、リビングは1歳の子どものおもちゃがいっぱい。寝室にしている和室は布団が敷きっぱなし。唯一の収納場所である押し入れからは洋服がはみ出ています。21歳若妻は言います。「整頓したい気持ちはあるけれど、やり方が分からない」。
切実な悩みを解決するべく立ち上がったのは、収納・片付けの専門家 吉島智美コーチ。そしてサポーターはハマカーン。
吉島コーチは、片付かない最大の原因は唯一の収納場所である押入れが詰まっていることだと明言。そしてダイエット作戦として、まずは押入れの襖を外して押入れの許容量を把握し、それから押入れの許容量だけのモノに減量する という作戦を立てました。
中学生の服もまだ持っているという奥さん、要る要らないの選別をするものの、なかなかモノが減りません。そんな時、コーチが話題のフリマアプリ「メルカリ」で、捨てるのではなく売ることを提案。残すと捨てる以外に、売るという選択肢を増やした結果、押入れの許容量だけまで、モノを減らすことが出来ました。結果、220kgの減量に成功!
奥さんの洋服が多く、だんなさんと子どもの洋服は押入れの外に出ていたのが、押入れに奥さんとだんなさん、子どもの家族3人の洋服を収納することが出来るようになりました。またリビングにあった使用頻度が低いものは押し入れの奥や上に収納し、お宅全体がスッキリしました。
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今回のコーチの教え

  • 押入れの襖を外して押入れの許容量を把握。

    押入れに入っていた洋服を全て出したところ、6畳のリビングが洋服だらけに。
  • 使えるモノを捨てるのではなく売る。話題のフリマアプリ「メルカリ」。

    高校生の時に買ったけど一度も履いていないソックスは2セットで2千円、ご主人のエレキギターには驚きの値段がつきました。
  • 子供服の押入れにしまうのは今着ることができるサイズだけにする。

  • 子供服の今着ない服はサイズごと透明袋に入れて天袋に収納。

    2人目の子どもを授かった時、成長に合わせ、使いたいタイミングで取り出せます。