ロシアの大地と文化が育んだ気高く優しき音色
前橋汀子　ヴァイオリン名曲選
〜演奏活動50周年記念〜

「お食事やお茶のあと、優雅な音楽に耳を傾ける、トータルで素敵な土曜日の午後を楽しんでほしい」。そんな思いを込めて始まった「前橋汀子ヴァイオリン名曲選」。前橋さんが旧ソ連の国立レニングラード音楽院に日本人として初めて留学してから50年となる今年も、初夏の薫りに乗せて、格調高く優雅なヴァイオリンの生演奏をたっぷりとお届けします！
ストコフスキーやロストロポーヴィチといった往年の大巨匠たちと共演を重ね、半世紀にわたり世界の第一線で活躍、日本の音楽界をリードし続けてきた至高のヴァイオリニスト前橋汀子さん。名実ともに日本を代表する音楽家として、昨年は紫綬褒章も受章。そのロマンティックで情熱的な音色は、年月を重ねるほどに深い味わいをみせ、さながら極上のワインのよう！さらに、確かな音程とテクニックに裏打ちされた超絶技巧は圧巻の一言です！そんな前橋さんが、あえて親しみやすい小品名曲たちに焦点を絞り、お手頃価格でお贈りする究極のコンサート。今年も素晴らしい曲目が並びました！
「愛のあいさつ」から始まる前半のメインには、ヴァイオリンとピアノが華麗に絡み合うベートーヴェン《クロイツェル･ソナタ》。そして後半は、クライスラーとドビュッシーのメモリヤル･イヤーに贈る珠玉の小品名曲たち！最後は、真打「ツィゴイネルワイゼン」と大満足のプログラムです。
巨匠オイストラフの演奏を聴き、ヴァイオリニストへの夢を抱いた少女が美しく重ねた50年の軌跡を、愛らしいメロディたちと共に一緒に辿りませんか？あなたの大切な人を誘って、最高の一日を！