心揺さぶる“歓喜の歌”
２１世紀の第九

　1993年から長年佐渡裕さんが指揮を続けた人気シリーズ「21世紀の第九」。佐渡さんから熱いタクトを受け継いだカナダ生まれのケン・シェが今年も真っ向勝負を挑みます。2011年から登壇し、昨年は鳴り止まないカーテンコールに「こんな第九が聴きたかった！」と会場を後にされるお客様が印象的でした。
　バンクーバーメトロポリタンオーケストラの音楽監督兼首席指揮者を務めるケン・シェは、カナダ、アメリカ、アジアでの活躍が目覚ましい若手指揮者です。英語、中国語を始め、日本、フランス、イタリア、ドイツ語も堪能とグローバル。そんなケン・シェのタクトは、エネルギッシュでありながら繊細で優雅、周りを大きく包みこむようなオーラで聴き手の心を惹きつけます。日本センチュリー交響楽団、豪華歌手陣と共に今年も壮大に締めくくります。会場全体が一体となる師走の夜を、ザ・シンフォニーホールの特別な空間でぜひ堪能してください。