映像で甦る！
朝比奈隆の軌跡 オン・スクリーンIII
〜大阪フィルハーモニー交響楽団創立70周年記念〜

　「一日でも長く生きて一度でも多く舞台に立て」という師メッテル（ロシア人の指揮者）の教えを愚直に守り、93歳、亡くなる２ヶ月前まで指揮台に立ち続けた朝比奈隆さん。そのスケールの大きな演奏は多くの聴衆に感動を与え、亡くなって15年以上が過ぎた今も懐かしむ声は止みません。熱狂的な聴衆の拍手と歓声の中、カーテンコールが延々と続き、オーケストラもいなくなった舞台にマエストロが一人引き戻されスタンディング・オベーションを受ける姿は今や伝説となっています。
　「朝比奈隆の軌跡　オン・スクリーン」ではそんな在りし日の勇姿を朝日放送で収録された映像を使用し、まさに収録場所であるザ・シンフォニーホールに甦らせます。
　朝比奈さんの演奏がなぜあそこまでの熱狂をもたらしたのか。朝比奈さんが大阪フィルの前身である関西交響楽団を設立してから70年の記念の年、あの日ザ・シンフォニーホールにいらっしゃった方はもちろん、これまで聴いたことがなかった方も「朝比奈隆」という一つの時代を感じていただきたい企画です。
　休憩なしの約90分。贅沢なシアタールームを楽しむ感覚でお越しください！


この企画は朝日放送で放送用収録した演奏映像をステージ上に
大画面スクリーン(600インチ、16：9サイズ)を設置し上映する
ものです(映像は4：3サイズ,チャイコフスキーのみ16：9サイズ)。
実際の生演奏はありません。音声は放送時の音源をホール上映用に
リマスタリングし、メインスピーカーにイクリプスのスピーカーを
使用して再生します。

※各回入れ替え制となります。
※各回約90分の上映となり休憩はありません。