今年はストリングスの魅力に迫る！そして「モルダウ」「ボレロ」も！コバケン情熱の夏！
小林研一郎の「夏休み・名曲招待席」

　世界を舞台にエネルギッシュな活動を続けるマエストロ＝コバケンこと小林研一郎さん。海外ではハンガリー国立フィル桂冠指揮者、国内では日本フィル桂冠名誉指揮者を務められ、国内外で多忙なマエストロですが、一期一会を大切にしながら音楽に打ち込まれる姿に、我々はいつも心を奪われます。今年も美しくもパワフルな演奏＆お話が期待できるプログラムが決まりました！
　まずテレビなどでも有名な“スイス軍の行進”を含む全4部からなるオペラ序曲「ウィリアム＝テル」でコンサートは開演！そして「ユーモレスク」やマエストロが敬愛する「ダニーボーイ」で弦楽器の魅力に迫ります。
　ソリストにお迎えするのはリストの申し子＝金子三勇士さん。若きハンガリーの英雄が貫録の音色で贈るリストの「愛の夢 第３番」とグリーグの「ピアノ協奏曲」。マエストロの迫真のタクトで、今まで聴いたことのないような情感溢れるグリーグに期待が持たれます。
　もちろんマエストロで聴きたい「スラヴ舞曲」「ハンガリー舞曲」「モルダウ」、そして｢ボレロ」も登場！大きな音楽のうねりから放たれるパッション！ダイナミックに唸りを上げる渾身のタクト！そして、ドラマティックに紡ぎ上げられるメロディ！今年も名曲の数々に新たな生命を吹き込みます！！！