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公演情報

サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団
ユーリ・テミルカーノフ指揮

[指揮]ユーリ・テミルカーノフ
[ヴァイオリン]庄司紗矢香
[管弦楽]サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団

日時 2018年11月17日(土) 14:00 開演 13:00 開場
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 A 19,000円 B 16,000円 C 12,000円 D 9,000円
一般発売日 2018年5月27日(日)
優先予約日 2018年5月25日(金)
 
チケット販売 ABCぴあ
プログラム シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47

チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 op.64
お問い合わせ先 ABCチケットインフォメーション
06-6453-6000

【庄司紗矢香 インタビュー】2018年6月 東京にて

−今年11月にテミルカーノフ指揮サンクトペテルブルグ・フィルの日本ツアーで共演される、ヴァイオリニストの庄司紗矢香さんにお話を伺いました。

Q:ユーリ・テミルカーノフ氏とのはじめての出会いと、共演のきっかけを教えてください。
庄司:テミルカーノフ氏とは、2001年以来ほぼ毎年共演しています。パガニーニ国際コンクール後のオーディションで初めてお会いし、翌年、チャイコフスキーのコンチェルトで10公演の日本ツアーを行いました。17歳のときです。オーディション後、どうだったかな、と思っていたら、マエストロは両手を拡げて近寄ってくださり、「素晴らしい演奏だったよ。一緒にツアーに行きましょう」とお話くださいました。
マエストロは、沢山はお話しない方でしたが、毎回終演後に演奏についてお聴きするうちに、だんだんお話くださるようになりました。その後「ブラームスのコンチェルトは出来る?」と聞かれ、3週間後にロンドンのバービカン・ホールで代役を務めました。
以来、サンクト・フィルと経験しながら、共に歳を重ねて行っているように感じます。

Q:マエストロは、どんなお話をされましたか? 特に印象に残っていることは?
庄司:マエストロが子どもの頃にプロコフィエフが家にいらしたことや、プーシキンの詩についてお話くださいました。マエストロは、「ドストエフスキーを読みなさい」と仰いました。そのときは「地下室の手記」のみ知っていましたが、それからすべての作品を読みました。マエストロは、個人的に親しい方々との集まりのときに、プーシキンの詩を朗読して皆に聴かせてくださることがあります。ご自身の故郷を大切にされ、貴族的文化を重んじ、女性を大切にされる文化。

Q:温かいお人柄ですね。音楽については、いかが思われますか?
庄司:マエストロは、指揮台の上にいながらお客様を包み込むような方ですね。いつも音楽にドラマがあります。 私も目指していきたいと思います。マエストロ テミルカーノフの音楽はTheatrical(演劇的)だと思います。私が言うのは申し訳ない様な気がしますが、探していたもの、目指すものが一緒のような気がします。

Q:今回の日本ツアー、テミルカーノフ&サンクト・フィルとはシベリウスの協奏曲を演奏されます。
庄司:シベリウスは頻繁にペテルブルクに来ていたそうですが、フィンランドには独特の空気感があり、北欧諸国のノルウェーやスウェーデンとも違う、またヨーロッパの伝統芸術とは異なる民族的な音楽があると思います。フィンランドの言葉のリズムやイントネーションが曲に現れている様に感じます。第3楽章のリズム感は重量感のある付点がたくさんあり、オーケストラとの掛け合いが楽しめます。

Q:シベリウスのヴァイオリン協奏曲には、どのようなイメージを描いていらっしゃいますか?
庄司:澄み切った空気のなかに、一羽の鳥がすぅっと通過しているような、肌で感じる湿った空気感があります。また、とてつもない深淵を覗き込む暗さとか、気の遠くなるような深さ・・・。シベリウスの音楽には自然との繋がりを感じます。ロシア人とは違うけれど共通すると思う部分は、表面は冷たいけれど内側はとても熱く、狂気をも抱えた、まるでマグマのような熱い内面をもっているところだと思います。でも、これらはあくまでも私が描くイメージなので、聴く人々には自由に聴いて頂きたいです。

Q:この先、挑戦してみたい作品は何ですか?
庄司:まだ弾いていないソナタもありますし、弾いてみたい曲には終わりが無いですね。例えばベリオや、そのほか演奏してみたい現代音楽も幾つかあります。

Q:庄司さんは、絵も描かれていましたね。演奏活動以外で好きなことがありましたら教えてくださいますか?     
庄司:ビデオ・アートを創作することが好きです。ビデオ・カメラを二つ持っています。聴いてイメージしたもので1分間くらいの映像を創るのです。あるときギャラリーで心惹かれる作品を見つけて、作者に連絡し、その方と一緒に2007年に録音したショスタコーヴィチのプレリュードに合せた作品を創りました。それは、2014年にリヨンのビエンナーレ、ブローニュで展示もされました。なかなか纏まった時間をつくれずにいますが、頭の中に浮かんでいるアイデアを作品に映したいと思います。

−有難うございました。テミルカーノフ氏80歳を記念する日本ツアーでのシベリウスの協奏曲、心待ちにしています。 (聴き手:ジャパン・アーツ)


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レニングラード・フィルの伝統!鉄壁のアンサンブル!
サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団
ユーリ・テミルカーノフ指揮


 世界に君臨した鉄壁のアンサンブル、大地を揺るがすかの如き重厚なるハーモニーを生で体感できる究極のひととき!巨匠ムラヴィンスキーが率いた旧ソ連最高峰のオーケストラ=レニングラード・フィルの栄光を今に受け継ぐサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団が、ザ・シンフォニーホールに帰ってきます!
 1988年ムラヴィンスキー亡き後は、現代の巨匠ユーリ・テミルカーノフが、芸術監督として30年に亘り、そのサウンドをさらに深く洗練させ、ロシアの叙情に甘美な響きを漂わせて、第2の黄金時代を築き上げています。
 プログラムは、今なお円熟を深め、誰もがその名演を心待ちにしている大マエストロが紡ぎだすチャイコフスキーの交響曲第5番!そして前半は、マエストロが絶大な信頼を寄せ何度も共演を果している日本ヴァイオリニスト界のホープ、庄司紗矢香を迎えてのシベリウスのヴァイオリン協奏曲!大巨匠の描く音楽に若き感性がどんな化学反応を起こすのか!?
 テミルカーノフ&サンクト・フィル…最高の組み合わせによる広大なるロシアが育んだ伝統の響きに、圧倒的に打ちのめされてみませんか!!!

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