阪神の熊谷敬宥選手（30）は、契約更改で1100万円増の推定3000万円でサインした。

今季はキャリアハイの85試合に出場し、遊撃で27試合、左翼で5試合のスタメンを務めるなど、多ポジションでエラーゼロの活躍。代走・守備固め中心だった役割から一歩進み、固定できなかったポジションを埋めて優勝に貢献した。

「評価してもらえてうれしい。もっと上手くなりたい」と語り、来季に向けては「与えられたポジションでベストを尽くす。出場のためには打撃向上が必要」と話した。

阪神の伊原陵人投手（25）は、契約更改で2000万円増の推定3600万円でサインした。

ドラフト1位のルーキーとして開幕1軍に入った今季は、中継ぎでプロ初登板・初ホールドを記録。その後先発にも回り、4月20日の広島戦で新人最速のプロ初勝利を挙げた。最終的に28試合に登板、うち17試合に先発して、5勝7敗1ホールド、防御率2.29。

「数字的にはまだ足りない。先発でも中継ぎでも必要な場面で貢献したい」と話し、好調だった前半戦と調子の落ちた後半戦の差を分析しつつ、オフに改善へ取り組む姿勢を示した。