北欧の旅１　フィンランド

バルト海東部、フィンランド湾に面した半島に位置し、「バルト海の乙女」の愛称で親しまれるフィンランドの首都。1550年、バルト海周辺諸国との貿易の拠点として、スウェーデン国王グスタフ・ヴァーサがヴァンター川の河口付近に築いたのが始まり。その後、1600年代に市の中心部は現在の場所へと移動し、ロシアのフィンランド征服（1809年）を経て、ヘルシンキは1812年にロシア領内のフィンランド人による自治大公国の首都に制定された。そのため、ロシア風の建築物が現在でも多く見受けられる。1917年の独立以降、古典主義と機能主義を調和させるよう都市整備が進められる。1952年の夏季オリンピック開催、1975年のヨーロッパ内国際会議など、多くの国際的な催しの舞台となっている。
1995年EU加盟、2000年には、「ヨーロッパの9つの文化都市」の一つに選ばれている。

ヘルシンキ一番の目抜き通りと言われている大通り。エスプラナーディ公園の南北を、公園を囲うようにして東西に延びている。世界的に有名なブランドや、フィンランドを代表する北欧ブランドの路面店が並んでおり、道行く人々を楽しませてくれる。

1881年に創業したフィンランドのガラスメーカー。北欧を代表するデザイナーと熟練の職人によって作り出されるハイクオリティでナチュラルなアイテムが人気。ムーミンシリーズが人気の「アラビア」も傘下。

【住所】Pohjoisesplanadi 25,FI-00100 Helsinki
【営業】月～金10：00-19：00／土10：00-17：00
6月～8・11・12月の日曜のみ12：00-17：00
【定休日】日曜
【価格】
・SEASONAL PRODUCT 2011 MUG WINTER GAMES
　19.90ユーロ（約1990円）
　※毎年変わる冬限定マグカップ
　※11月～2月販売予定（売り切れ次第終了）
・MUG LOVE　17.30ユーロ（約1730円）
【ホームページ】www.iittala.fi

フィンランドに自生する白樺や松、楓の木を使った雑貨やアクセサリーのお店。カイヤ・アーリッカというデザイナーが、学校の卒業制作で作り始めたことがきっかけで生まれた。60年代～70年代にかけて有名になり、どれも自然のぬくもりが感じられるのが特徴。

【住所】Pohjoisesplanadi 27,FI-00100 Helsinki
【営業】月～金10：00-19：00／土10：00-17：00
※夏季・クリスマスは営業時間に変動あり
【定休日】日曜
【ホームページ】www.aarikka.com

フィンランドでは老若男女に人気のある、非常にポピュラーなお菓子。塩化アンモニウムと甘草の一種であるリコリスでできている。「サルミアッキ」という名前は、化学物質としての塩化アンモニウムを意味している。キャンディやチョコレートなどのお菓子や食品、ウォッカやコーラなどの味付けとしても使用されている。また、歯磨き粉や薬の甘味料にも使用されている。

【価格】1箱　1.60ユーロ（約160円）

ヘルシンキから飛行機でおよそ1時間半の、フィンランド最北のオーロラリゾート。フィンランド人に人気のウィンターリゾートでもあり、スキーやスノーボードをはじめ、犬ぞりやスノーモービルなど、アクティビティも充実している。ラップランドの先住民族サーメが住む街としても知られている。

ラップランド最北のリゾート地サーリセルカから車で10分ほど南にある、森の中のホテルリゾート。
4種類のレストランやイグルービレッジ、伝統的なフィンランドのスモークサウナの他、夏はフィッシングやハイキング、冬は犬ぞりやスノーモービルなどのウィンターアクティビティを楽しむことができる。

【住所】FI-99830 Saariselka,Lapland
【ホームページ】www.kakslauttanen.fi

伝統的なフィンランド文化の香りが漂う、本館ログハウス内のレストラン。
トナカイの肉や各種の魚料理、北極海産タラバガニなど、ラップランドの郷土料理を楽しむことができる。

【価格】
トナカイフィレステーキ　クランベリーソース添え　37.0ユーロ（約3700円）

敷地内にはイグルー村が広がり、21軒の「ガラスイグルー」と呼ばれる宿泊施設がある。
ガラスイグルーは、オーロラ観測のために作られた、天井が全面ガラス張りのツインのお部屋。
暖かい室内でベッドに横になりながら、オーロラ観測を体験することができる。

【期間】問合せに応じて年中受付
【価格】ガラスイグルー
シングルユース（1泊／朝食・夕食付き）　326ユーロ（約32600円）
※人数・季節によって料金変動あり

熱した石に水をかけ、湧き上がった蒸気で温度を上げる、フィンランドの伝統的なスモークサウナ。
サウナ発祥の国・フィンランドでは、サウナは疲れを癒すリラクゼーションだけでなく、団らんや社交の場とされている。施設の前に広がる湖に浸かり、クールダウンすることもできる。

【問合せ】キーロパー山岳センター　Tunturikeskus Kiilopaa
【住所】Kiilopaantie 620,FI-99830,Saariselka
【営業】火・水・金15：00-20：00
【価格】大人1人　12ユーロ（約1200円）
【ホームページ】www.kiilopaa.fi