≪バスク地方 (VASCO)≫
バスク地方はスペイン北部に位置する。
この地方で獲れる新鮮な海の幸、山の幸を使ったバスク料理が世界的に高い評価を得ている。
サン・セバスティアン
(DONOSTIA-SAN SEBASTIAN)
美食の街として知られている。コンチャ湾の美しい海岸線に街が広がる。
かつて、王侯貴族の夏の別荘地として栄えたこともあり、優雅で上品な空気が街に漂う。
セルーコ (ZERUKO)
サン・セバスティアンの名物バル。
美食の街でも特においしいピンチョス(PINCHOS)が食べられる人気のお店。ピンチョスとは、もともとは楊枝などに刺した一口料理のこと。今では、楊枝に刺していないものも一口料理の総称としてピンチョスと呼ぶ。
メニューは、ピンチョスと呼ぶには贅沢で、高級感あふれる創作ピンチョスも多い。
【料金】
・牛フィレステーキ フォアグラ添え 5ユーロ(約540円)
スペイン国産の極上牛フィレに、フランス産フォアグラを添えて鉄板焼きにした、贅沢な一品
・腸詰めのクロカンテ ピスタチオ包み 3.50ユーロ(約380円)
米入りの腸詰め(米以外に豚の肉、血、たまねぎ、スパイスなどが入っている)をクロカンテ(お菓子)風にして、最後にピスタチオを散りばめたもの
・バラの伊勢エビ 5ユーロ(約540円)
伊勢エビをバラに見立てた一品。スペイン産発砲ワイン「カヴァ」、フォアグラ、伊勢エビと豪華な材料で仕上げた一品
・タラのあぶり焼き 4ユーロ(約430円)
添えてあるのは、タマネギとパセリで作ったクリーム
≪ビルバオ (BILBAO)≫
かつて造船所が立ち並ぶ工業地帯として知られていたが、グッゲンハイム美術館などの近代的な建造物が作られてからは、美しいデザインに出会える都市に生まれ変わった。
グッゲンハイム美術館 (GUGGENHEIM BILBAO)
アメリカ人建築家フランク・オー・ゲーリーがデザインした近代的な美術館。船をイメージしてデザインされている。主にチタンとガラスを使って建てられた。美術館には、近代・現代アートが展示されている。
【入館料】11ユーロ(約1200円)
シルケン グラン ホテル ドミネ
(SILKEN GRAN HOTEL DOMINE BILBAO)
5つ星ホテル。グッゲンハイム美術館の目の前に位置した、美しいデザインのホテル。
【料金】エグゼクティブ 1泊190ユーロ(約20500円)~
ビスカヤ橋 (PUENTE DE VIZCAYA)
ビルバオから車で20分ほどのゲチョという街にある、世界遺産に登録されている橋。
ゴンドラを使って人や車を運ぶ、世界初の運搬橋。世界遺産に登録されたポイントは2点。
1. 美観と機能を完璧に組み合わせた驚異的な建築物であること。
2. 技術面においての斬新的な特徴、このタイプの建築物としてのパイオニアであること。
【料金】5ユーロ(約540円)
≪セゴビア (SEGOVIA)≫
マドリードの北西約90kmに位置する。旧市街とローマ水道橋が世界遺産に登録された歴史ある古都。
パラドール セゴビア (PARADOR DE SEGOVIA)
スペイン国内に93箇所ある、国営ホテル・パラドールのひとつ。
特徴は、ホテルから世界遺産の街、セゴビアが一望できること。
【料金】
・スタンダード1泊 132.80ユーロ(約14500円)
・子豚のオーブン焼き 22ユーロ(約2400円)
子豚はセゴビア種、セゴビア産、血抜きまで全てセゴビアで行っているものを使用。外がパリっと、中が柔らかくなるのは、200度のオーブンでじっくりと2.5時間焼くから。
ローマ水道橋 (ACUEDUCTO ROMANO)
紀元1世紀ごろ作られた、ローマ時代の水道橋。接着剤を使わず、石を積み上げただけで作られているといわれている。19世紀末まで実際に使われていた。
カテドラル (CATEDRAL)
ゴシック様式で建築され、貴婦人と呼ばれるほど美しい大聖堂。
アルカサル (ALCAZAR)
ディズニー映画「白雪姫」に登場するお城のモデルになったとされている、カスティーリヤ王の居城。