薩摩半島の西海岸に位置する吹上浜から車でおよそ10分、緑の山々に囲まれた湯宿「みどり荘」。大自然に包まれた広大な敷地にわずか10室、みどり池の畔にひっそりと佇む木造平屋建てのお宿は周囲の自然にみごとに溶け込んでいる。またかつて歌人・斉藤茂吉も訪れ、歌を詠んだという「文豪の宿」としても名高い。純和風の客室からは池や緑の森を見渡すことができる。自慢は温泉。開放感あふれる露天風呂は、無色透明ながら敷地内の源泉だけをかけ流した硫黄の香り漂う濃厚な湯。大浴場の内湯は2つの源泉を混合したもので、湯の色がなんと黒!個性的な湯を2種類楽しむことができる。夕食は鹿児島ならではの食材を使った懐石料理。名物料理「地鶏の笹蒸し」や黒豚豚骨など地元の芋焼酎とともに頂く。地元の芋焼酎にこだわった焼酎の品揃えもすばらしい!朝食は天気がよければ藤棚の下でいただくこともできる。 |