熊本県の北部、福岡県との県境に位置するいで湯と歴史の街、山鹿市。山鹿の奥座敷「平山温泉」はヌルリとした肌ざわりの美肌の湯で今注目の温泉地。そんな平山温泉にひっそりと佇む隠れ宿「山懐の宿 一木一草」を訪れる。母屋は旧細川藩の明治時代の建物を移築したもの。欅がふんだんに使われており、古き良き時代を偲ばせる。「獅子」の間は､古材とステンドグラスが効果的に使われたノスタルジックな空間。１０畳の和室と６畳の囲炉裏間に内湯とミャンマーの古壺を利用した露天風呂が付いた贅沢な造り。「野兎」の間は一枚岩をくりぬいて大きな岩風呂を内風呂としてご利用して頂けます。自慢の温泉は、美容液に浸っているかのようなトロトロの湯ざわり。湯上りは石けんを流し忘れたかと思うほどしっとりすべすべのお肌になる。しかも、自家源泉で湯量豊富なため、館内のお風呂はすべてかけ流し。大浴場には珍しい洞窟風呂まであり、美肌の湯をとことん楽しむことが出来る。またこの１月１日、宿に隣接した日帰り温泉施設がオープン(宿泊者は無料)。女性のみエステルームを完備（オイルトリートメント：６０分６，３００円など）。夕食は、山鹿牛や馬刺しなど地元の食材を使った季節感あふれる懐石料理。お部屋でゆっくりと頂けるのも嬉しい。