熊本県の北部、福岡県との県境に位置する山あいの鄙びた温泉地「平山温泉」。
この温泉地にとうふ屋さんが１５年前に開業したお宿「やまと旅館」が２００８年１１月にオープンさせた離れの「新館」を訪ねる。

全３棟の離れは、見事な職人技が目を引くかやぶき屋根の部屋、２間続きで土間のある部屋など、全て異なる造り。今回私がチョイスしたのは、２階建てメゾネットタイプのお部屋。１階が和室、２階がベッドルームとウッドテラスという贅沢な造り。
また、全室に温泉をかけ流す漆塗りの風呂が備わっているのも嬉しい。

敷地内にある「豆富工房」を見学。平山の温泉水を使ったご主人こだわりの「温泉とうふ」は毎朝仕込まれ、お宿の食事にふんだんに使われる。

木立の中の開放的な露天風呂で、美人の湯と名高い平山の湯を楽しむ。
肌にまとわりつくようなトロリとした感触の湯は、まるで化粧水をつけたかのよう。湯上り肌のしっとり感に感動。

夕食は食事処「わらび」で、お宿自慢の「温泉とうふ」を使った豆富料理を頂く。
温泉とうふはおかわり自由。珍しい馬肉の豆乳しゃぶしゃぶなど、バリエーション豊かな豆富料理の他、馬刺しや馬ヒレステーキなど、ボリュームも満点で大満足。

食事のみの利用可。
昼食は１，８００円～、夕食は今回の内容で５，８００円。