■岩国
○錦帯橋 (岩国市)山口県岩国市横山
問い合わせ:岩国市経済部観光課<0827-41-1477>
錦帯橋遊せん船の会<0827-41-2776>
大月の猿橋、粗谷のかづら橋と並ぶ日本三名橋のひとつ“錦帯橋”。1673年、吉川広嘉によって架けられた木造五連のアーチ型の橋。平成16年に架け替え工事が終了、現在の橋は4代目。眺めて良し、渡って良し、その美しさは圧巻。
○石人形 (岩国市)
問い合わせ:岩国石人形資料館<0827-43-2665>
江戸時代から郷土玩具として愛されてきた“石人形”は、北海道の十勝だるま、鹿児島の鈴懸け馬とともに、日本三大珍品 玩具と言われている。人形の形をした小石は、川の中に棲むニンギョウトビケラという昆虫が巣としてつくったもの。大名行列や七福神に見立てられた石人形が、工芸家横山勲さんの手により今も大切に伝えられている。
○白為旅館 (岩国市)岩国市岩国1-5-16
<0827-41-0074>
問い合わせ受付:9時~17時 不定休
錦帯橋のたもとに建つ、割烹旅館“白為”は、300年続く老舗。錦帯橋を眺めながら食事が楽しめる。錦川では6月1日から鮎が解禁。若鮎の時期にしか味わえない鮎の背ごしなど、鮎づくしが楽しめる。
○鵜飼い (岩国市)
問い合わせ:錦川鵜飼振興会<0827-41-0470>
錦帯橋の鵜飼いは、約380年前に始まったと伝えられている。ほのかにライトアップされた錦帯橋と鵜船に焚かれる篝火が作り出す舞台の美しさはここならでは。絵巻のような幻想的な世界を屋形船から優雅に観覧できる。
■・・・防府とその周辺・・・
○防府天満宮 (防府市)防府市松崎町14-1
社務所<0835-23-7700>
太宰府天満宮、北野天満宮とともに日本三天神に数えられる防府天満宮。太宰府に左遷される際、しばらく滞在したこの地を道真は大変愛でたという。道真が亡くなった後に、霊を祀るため延喜4年(904)日本で最初の天満宮として創建された。境内には、梅を愛した道真にちなんで1200本の梅の木があり、入梅の頃巫女さん達の手により“梅ちぎり”が行われる。収穫した梅は、塩漬けにされ“お福梅”として配られる。
○ふぐ処佐じか (防府市)防府市八王子1-23-13
<0835-22-0193>
ハモの水揚げ量全国1,2位を争う山口県。特に瀬戸内海側はハモの好漁場になっている。ほとんどが関西に出荷されていたが、地産・地消に力を入れている防府では、新鮮なハモを格安で食べることができる。田中さんも通う“ふぐ処佐じか” では、今の時期ハモのコース料理がお薦め。わずかしか取れない骨のない部分を使ったハモの刺身、ハモの子、天ぷら などが存分に味わえる。
○阿弥陀寺 (防府市)防府市牟礼上坂本1869
<0835-38-0839>
奈良の東大寺再建の大勧進を務めた僧・重源が1187年(文治3年)に創建した東大寺の別院。あじさい寺としても有名。 浴湯念仏を広めた重源、鎌倉時代以降の古い様式を伝える湯屋が残されている。仁王門内には、当時使われていた 鉄大湯釜が納められている。
○岸見の石風呂 (山口市徳地町)山口市徳地町岸見
問い合わせ:山口市役所支所 経済課<0835-52-1117>
佐波川流域には、東大寺再建に関わる杣出しの人夫の疲労回復のために重源(ちょうげん)上人が作ったとされる石風呂が点在。岸見の石風呂は、800年前から今日に至るまでずっと使われているもの。現代のサウナの様なもので、薪で石を温めたあと、せきしょうなど濡らした薬草を入れて服のまま入る。保存会の人々の手によって、当時のままの姿が大切に受け継 がれている。おき火を使って、煮炊き(茶がゆ)などを作りながらゆっくりと石風呂を楽しむ。
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