『石川・能登の旅』 ゲスト:麻丘めぐみ

○能登空港
東京から1時間、2003年に開港した能登空港。能登半島の観光に最適。

○なまこや(七尾市)
<0767-62-4468>七尾市石崎香島1-22
8:00~18:00
能登に伝わる冬の珍味なまこ。海鼠は高級珍味として、前田家から将軍への献上品にも使われていました。なまこやは、海鼠専門店。
海鼠は熱を嫌うため、暖房は無しの冬場の過酷な作業です。

○花嫁暖簾(七尾市)
問い合わせ:凛屋
<0767-52-3700>七尾市一本杉町8
9:00~18:00
加賀藩主の前田家が嫁ぎ先に送った暖簾が始まりとされる花嫁暖簾。以来加賀の人々にもその風習が広がり、現在も加賀、能登を中心にその文化は残っています。花嫁を送り出す家の親が色鮮やかな暖簾を嫁ぎ先に持たせ、式当日嫁ぎ先の家の仏間にかけて花嫁を通します。


○能登鉄道(七尾市 七尾駅~穴水駅)

以前は七尾から奥能登を巡ることができた「のと鉄道」。2006年に距離が短縮された。

○民宿さんなみ(能登町)

<0768-62-3000>能登町矢波27-26-3
2000坪の敷地に七尾湾を望む見事な景色。能登ならではの郷土料理にこだわる民宿さんなみ。囲炉裏に鍋をかけ、自家製大豆と海水でつくる寄せ豆腐や、自家製の野菜をその日に収穫して作る、いしりの貝焼きなどこだわりの郷土料理が頂ける。


○輪島朝市(輪島市)

能登を代表する日本三大朝市の一 つ輪島朝市。「能登のととらく」と言われる通り、よく働き、元気に掛け声をかける女性たちとの会話も朝市の楽しみの一つ。

○塗師屋 大崎庄右衛門(輪島市)

問い合わせ:大崎漆器店
<0768-22-0128>輪島市鳳至町28
4代続く塗師屋である大崎漆器の工房は、独特の塗師屋造り。町家造りとは逆に道路に面して前方が住居、奥が作業場になっている。大崎漆器で働く職人が1本1本手作りで作る「頑固一徹著」は、漆に地の粉(黒珪藻土)を混ぜる本格的な輪島塗の製法により作られる。

○丸柚餅子(輪島市)
問い合わせ:中浦屋 
<0768-22-0131>輪島市河井町わいち四部97
8:00~18:00
中世以来能登で兵糧として用いられた「ゆべし」は、江戸時代に入ると、柚子に餅を入れた高級菓子へと変わっていった。くり抜いた柚子に、蒸したもち米、砂糖、水飴、醤油少々を柚子の皮に詰める。最低でも半年、長くて数年置いてから頂くお菓子は、この時期に仕込む能登ならではの和菓子。

○西保地区上大沢(輪島市)
上大沢町は、20世帯70人の小さな町。家一軒ごとではなく、総延長500mの間垣が集落全体をぐるりと円形に取り囲み、その光景はまさに竹の砦。漁師の徳光さんに補修作業、間垣の内外の風量の違いなど間垣に守られた生活の話を聞く。

○能登の岩のり(輪島市)
季節風の影響で雪が積もりにくい能登半島の外浦。吹き込む冷たい風により岩場にできる岩海苔は、数少ない貴重な天然海苔。徳光さんの奥さんと岩海苔採りに出かける。