■秋田・冬の魅力
○角館(歩き)
元和6年(1620)に形成され、佐竹北家の城下町として栄えた武家屋敷が並ぶ。 桜の時期が有名だが、冬の静かな時期に黒塀沿いを歩き、旅のスタート。
○樺細工(伝統工芸士を訪ねる)
<0187-53-2228>角館樺細工工芸協同組合
HPアドレス<http://www.satoku-garden.com/>
定休日:年中無休
営業時間:9:00~17:00
山桜の樹皮を生かして作られる樺細工は、武士の内職として発展したと言われている。
○伝統工芸士の福井正人さん
樺細工の工程を見学させてもらう。桜の樹皮は、2、3年寝かせたものを使うが、 福井さんのところには、50年以上寝かせた樹皮があり、それも見せてもらう。
○田沢湖畔よりバスに乗車
田沢湖畔バス停からバスに乗車し、全国でも人気No.1の乳頭温泉を目指す。
○乳頭温泉 鶴の湯
<0187-46-2139>秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
HPアドレス<http://www.tsurunoyu.com>
田沢湖の北東に位置する乳頭温泉は、全国の温泉の中でも人気No.1と呼び名が高いところです。それは、白くなめらかな湯と、宿のもてなしに旅人が安らぎを得てきたからです。今回は、秋田藩佐竹本家の湯治場だった鶴の湯へ。囲炉裏で、自家製味噌を使った山の芋鍋をいただき、最後にゆっくりと温泉へ入ります。人気があることがうなずける素晴しい温泉です。
■寒い冬の恵み
○男鹿半島 椿漁港
秋田の冬の風物詩、ハタハタ。冬の雷が鳴る頃に沿岸に集まるので、別名「カミナリウオ」とも呼ばれています。小さな港は大忙しです。男鹿半島 椿漁港を訪ね、次々と水揚げされるハタハタを見学に行きます。
○男鹿 海鮮市場
問合せ:丸越漁業
<0185-24-2526>秋田県男鹿市船川港船川字海岸通り2-9-10
定休日:年中無休
営業時間:9:00~18:00
近港の豊かな海から揚がる魚が気軽に買える市場です。もちろんハタハタも1匹から買うことができます。 市場を見学後、そこで働くおばさんの家でハタハタの塩焼きをご馳走していただきます。
○鈴木成子さん宅
ハタハタのメスは、この時期「ぶりっこ」と呼ばれる卵をいっぱいもっています。秋田の人たちがとても楽しみにしている魚です。塩焼きにしていただきます。
○大曲のいぶり農家 佐藤さん宅
山野の恵みはなんといっても漬け物。長い冬を前に秋田の人たちは、沢山の漬け物を作ります。 中でも独特なのが「いぶりがっこ」、たくあんのスモークです。今では、数少なくなっている昔ながらのいぶり大根を作っている方を訪ねます。いぶり小屋は畑の真ん中にあります。その作業を見学します。
○秋田市内 名店「お多福」の漬け物作り
ちょうど今が、いぶりがっこを漬ける時期です。普段の公開はありませんが、「お多福」さんの厨房の漬け物作りを特別に見せてもらいます。いぶりがっこ、ナタ漬け、さっと漬け、柿漬け・・・。大根だけで、こんなに多くの漬け物ができるのには、昔の人の知恵を感じます。
○「お多福」 夕食 お食事処・お多福本店
<018-862-0802>秋田市大町4-2-25
HPアドレス<http://akitaotafuku.com/>
定休日:日曜日
営業時間:昼11:30~14:00 夜17:00~22:30
夕方に、いよいよ「お多福」さんへ。美しい漬け物のもり合わせや郷土料理をいただきます。最後に、心身共にあたたまる絶品のきりたんぽ鍋をいただきます。
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