『和歌山・熊野古道』 ゲスト:音無美紀子


○南紀航空 遊覧飛行

南紀航空株式会社
<0739-43-5500>西牟婁郡白浜町2926
営業時間 9:00~16:00頃
※季節によって異なる(不定休 電話にてお問い合わせください)
海岸線に広がる町を除けばそのほとんどが木で覆われ、「木の国」とも称されている和歌山。白浜空港からセスナ機に乗り、空から熊野を一望する。フライトは5つのコースがあり、飛行時間によって運賃が異なる。

○丸長水産
<0739-24-2680>田辺市上の山2-23-35
営業時間 4:30~17:00(お休みは電話にてお問い合わせください)
黒潮の恵みにより、好漁場として知られる南紀。丸長水産には、あかはた、クエなど地元ならではの魚が並ぶ。業者への卸の他、一般の人も魚を買うことが出来る。

○活魚鍋料理・風車

<0739-42-4498>西牟婁郡白浜町2319-6
営業時間 昼11:30~13:30 ※要予約 17:00~21:00(水曜日不定休)
幻の魚と呼ばれる冬が旬の高級魚・クエ。アオリイカ、ウニ、イセエビなどを主に餌とするクエの身は、白身にもかかわらず濃厚で味わい深い。クエ料理専門店の風車では、国産天然ものの本クエにこだわっており、クエ鍋、クエの刺身、胃袋のバター焼きなどクエ尽くしのコースを頂くことができる。中でも30kgから1kg程しかとれないクエトロは絶品。


○とがの木茶屋
<0739-65-0127>田辺市中辺路町野中393
営業時間 不定(電話にてお問い合わせください)
県指定天然記念物樹齢800年「野中の一方杉」のすぐ近くにある茶店。元々は熊野詣の旅籠であった場所で、女将の玉置さんが茶屋を始め、熊野古道を行く人の脚を休める場となっている。お茶やお団子、茶粥(要予約)などは一息つくのにちょうど良い。

○伏拝王子と無人市

問合せ:田辺市本宮行政局 商工観光係
<0735-42-0022>
中辺路を歩く旅人が、初めて熊野本宮を見ることができるのがここ伏拝王子。高台から見下ろすと、大斎原の大鳥居も見ることができる。伏拝の集落には無人市が点在し、旅人を受け入れてきた熊野の「ご接待」の精神が息づく。各家庭で作った梅干やめはり寿司などを買うことができる。


○熊野本宮大社
<0735-42-0009>田辺市本宮町本宮
参拝時間 6:00~19:00
社務所 8:00~17:00(電話でのお問い合わせはこの時間内にお願いします)
古人の憧れであり、現在も旅人の多くが目的地の一つにする熊野三山の中心聖地熊野本宮大社。全国の熊野神社の総本宮。木々に囲まれた高台に立つ3棟の社殿は明治22年の水害で流失を免れた建物を移築したもので重要文化財に指定されている。音無さんの知り合いでもある宮司の九鬼家隆さんに会う。

○川舟職人・谷上嘉一さん
熊野川は、川の熊野古道と呼ばれ、世界で唯一川の参詣道として世界遺産に登録されている。熊野川の川舟は、物資の運搬や参拝者の交通手段として、重要な役割を担ってきた。熊野本宮大社から熊野川下流(速玉大社)を目指すには、勅使が険しい道のりのため引き返したと言われる「宣旨帰り」の道や「比丘尼転び」など難所が多く川を利用する人が多かった。谷上嘉一(65歳)さんは、熊野川流域でただ一人の川舟の船大工。「暴れ川」ともいわれた熊野川の激しい流れに対応するため、船首が大きく反り返り、船底が平らな「ヒラタ舟」と呼ばれる独特の川舟の技術を受け継いでいる。
体感塾:谷上さんが主催する通年で熊野の自然を体感できるツアー。
乗船予約・川舟の問合せ先:
熊野川川舟センター
<0735-44-0987>
谷上さんの川舟で熊野川下りが体験できる。
料金:大人3,900円
要予約 (3月1日~11月30日)※12月・1月・2月は運休
体感塾の問合せ:
熊野川体感塾
<0735-21-0314>三重県南牟婁郡紀宝町北桧杖203
料金:4~5時間 5,000円

○ふだらく屋
<0735-55-8808>東牟婁郡那智勝浦町市野々2534
FAX:0735-55-8807
営業時間:8:00~18:00(不定休)
那智参道で300年前から売られ、参詣者たちが、熊野古道を歩く際に舐めていた御菓子。麦芽の水飴を炊き込み、板状にしたものをノミでくだくだけのシンプルな飴。はったい粉をまぶして出来上がり。現在製造しているのは「ふだらく屋」のみ。地方発送もしている。

○那智の滝
熊野那智大社
東牟婁郡那智勝浦町那智山1
熊野那智大社のご神体として祭られる那智の滝。熊野三山の中でも最も高地に位置する那智大社。本宮の屋根の高さはご神体の滝と同じ高さに合わせ、隣接する阿岸誓願寺本堂の屋根の高さもこれに合わせてある。高さ133m、横幅13mの滝を三重塔から見学。