『沖縄・石垣島の旅』 ゲスト:千葉真子


■八重山の自然 石垣に生きるサンゴ
○八重山自然塾 風音

TEL&FAX<0980-83-5001>石垣市石垣1788-14
営業時間:8:00~18:00 [FAXは24時間] (不定休)
・白保のアオ珊瑚礁群
世界有数のアオサンゴの群落が広がる白保の海。シュノーケリングで水深2~3mに生息するアオサンゴ群を観察する。4畳半ほどの大きさがある国内最大級のハマサンゴや熱帯の魚など、美しい光景を間近で見ることができる。シュノーケリングの体験料は約4時間7,000円。

・吹通川リバーカヌー
石垣島一のマングローブ群生地、吹通川。幾度なく起こった地殻変動により隆起したサンゴ礁上に生息するマングローブは珍しく、天然記念物に指定されている。カヌーでマングローブの森に分け入り、潮が引いているこの時期に足を運ぶことができる場所へ。マングローブの森と共に生きる生物を目にすることができる。マングローブ観察カヌーの体験料は4時間6,500円。

○民宿ウスパレー
<0980-86-7575>石垣市字白保165
漁師の内原さんが営む民宿。ウスパレーとは「内原」の沖縄なまり。夕食ではその日に捕れた魚や沖縄料理を頂くことができる。また、内原さんの島唄を聞くことができる特典付き。宿泊は1泊2食付き5,000円。


○追い込み漁
サンゴと共に生きてきた村・白保村。現在83歳の海人・内原克さんと弟・啓吉さんは、兄弟で漁に出る。膝丈ほどのリーフ上に、長さ100mの網をヘの字に張り、二人が網の両端、一人がへの字の角へ魚を追い込んでいく。大漁の日には、イセエビや30cmほどの大きな魚が捕れる。


■八重山文化を訪ねる
○宮良殿内
石垣市大川178
見学時間:9:00~17:00(火曜定休)
観覧料:大人200円 小人100円
1819年に八重山の頭職にあった宮良家によって建てられた、琉球王朝の貴族屋敷をお手本にした建造物。建物は南西に向いて開かれており、台風に備えて一階建て。屋根は風を四方に逃がすために四角錘。災害対策、島の風習を今に伝える貴重な資料。

○こっかーら
<0980-88-8150>石垣市大川839-1
営業時間:12:00~14:00 18:00~21:00※要予約(日曜定休)
宮良殿内が生家という店主の宮良さん。こっかーらでは宮良家に代々伝わる献立表「膳符」を基本とした八重山の伝統的な料理をコースで頂くことができる。八重山膳符コースは、昼は3,150円。夜は5,250円~。季節の味を楽しむことができる。

○からん工房
<0980-88-2459>石垣市川平1175
営業時間:8:30~17:00(日曜定休)
八重山の自然素材で染色した絹糸を使って機織をする工房。工房を主宰するのは染色家の深石美穂さん。工房を構えて28年。沖縄本島にもなく、宮古にも自生しない紅露や、ふくぎなど伝統的な染料の他、ガジュマルの葉、サトウキビなど、島に自生する植物を積極的に試している。からん工房では19年4月から染織体験ができるエコツアーを開催する。一日体験で大人10,000円(送迎・昼食・布代含む)。半日コースは、半額で体験可能。