『京都の旅』 ゲスト:田川寿美


■春は事始め、暮らしの道具を買いましょう。
○保津川下り

問い合わせ:保津川遊船企業組合
<0771-22-5846>
営業時間:9:00~17:00
※土曜日、日曜日、祝日は不定期運航
http://www.hozugawakudari.jp/
亀岡から嵐山までの川下りは季節をたっぷり感じることができます。桜は散ってしまった後になりますが、新緑が出はじめるさわやかな季節です。美空ひばりさんも保津川下りが大好きでプライベートで何度も乗っているそうです。

○京都おはし工房
<075-464-3303>京都市右京区花園天授ヶ岡町16-5
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜・木曜
http://www.kics.gr.jp/kita/ohasi/
京都で唯一、箸をフルオーダーで作るお店が4年前にできました。箸専門店に勤めていた主人北村さんが、直接お客の要望を聞いて作りたいと思ったそうです。まず木を選ぶ、サイズを決める・・・・
フルオーダーの箸は大人気で7ヶ月待ちだそうです。

○清課堂
<075-231-3661>京都市中京区寺町二条下ル妙満字前町462
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜・祝日
http://www.seikado.jp/
今では少なくなってしまった錫の酒器は、江戸時代に流行した風情ある器です。使うことによってやわらかい錫には少しずつキズがついていきます。そのキズも含めて愛でた日本人の美意識を感じます。チロリ作りを見学しました。

○京極 スタンド
新京極の古い居酒屋さん。昭和2年の創業のレトロな店内で、串カツやえんどう豆の卵とじ、オムレツなど懐かしいメニューを楽しめます。昭和のよき時代を知る常連さんが一人できています。
もちろん一見さんも大歓迎。


■行く春を惜しむ京都へ
○京都府庁旧本館(重要文化財)
問い合わせ:京都府 出納管理局府有資産活用課
<075-414-5446>京都市上京区下立売通新町西入ル
担当:藤田係長
多くが葉桜になった京都の桜。旧府庁舎の中庭は洋風の回廊になっていて、知る人ぞ知る桜の名所です。

○三篠本家 みすや針
<075-221-2825>京都市中京区三条通河原町西入ル
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜日
http://www.misuyabari.jp/
京都の文化になくてはならない道具の一つが「針」です。400年の歴史をもつ「みすや針」さんを訪ねます。
4月は新しく裁縫箱を買いにくる方が多いそうです。小さな針でもすごいこだわりを聞きながら、裁縫箱のセットを選んでみたいと思います。

○京菓子司 末富
<075-351-0808>京都市松原通室町東入ル
営業時間:9:00~17:00
定休日:日曜・祝日
美しい京和菓子を作ることで有名な末富さんを訪ね、行く春をテーマにした和菓子を見せていただきます。今回は特別に和室で一品いただきます。
※通常は販売のみです

○16代目佐野藤右衛門さん(植藤造園)
代々桜守として知られる16代目佐野藤右衛門さんを訪ねて、散りゆく桜、葉桜、遅桜の美しさについて うかがいます。

○株式会社 木村卯兵衛(西陣織物問屋)
<075-441-0131>
京都市上京区大宮通元誓願寺下ル北之御門町568番地
日本の桜の姿を残したいと願った佐野さんが監修した着物を見せていただきます。イメージではなく写実的に描かれた桜の数々。絵画をみるように美しい着物です。
※株式会社 木村卯兵衛は、着物製造元です。小売りについては、要相談です。

○雨宝院
<075-441-8678>京都市上京区智恵光院通上立売通上ル聖天町
開門時間:6:30~17:00
隠れた遅桜の名所、雨宝院へ連れていってもらいます。京都にはソメイヨシノ以外の古い桜がたくさんあるといいます。佐野さんと一緒に美しく可憐な桜を愛でます。