『能登の旅』 ゲスト:中尾ミエ
珠洲市~能登町~輪島市(旅の1日目)
○旅の始まり『見附島(軍艦島)』
【住所】石川県珠洲市宝立町
日本海とは思えない、静かな能登の内浦の海に浮かぶ軍艦の形をした「見附島」。その昔、 弘法大師が佐渡から能登へ布教に訪れた際に見付けたことからこの名前がつけられたといわれている。
○切り出し七輪(有限会社丸和工業)
【住所】石川県珠洲市正院町平床立野部26
【電話】0768-82-5313
【FAX】0768-82-5403
能登地方独特の土「珪藻土」を四角く切り出し、それを彫刻のように彫って七輪の形にする、切り出し七輪。職人の技を見学させていただき、七輪でするめを焼いていただいた。
○松波飴(横井商店)
【住所】石川県鳳珠郡能登町松波12-83-1
【電話】0768-72-0077
【FAX】0768-72-2221
500年以上前から能登に伝わる保存食「松波飴」。砂糖を一切使わず、お米からできるこの飴を作っているのは、今や名物お婆ちゃんの営む1件のみ。生の大根の上に飴を乗せて浸けておくとできる大根飴は、風邪でのどが痛いときに飲む昔ながらの知恵だ。
○能登にこだわった民宿『お宿たなか』
【住所】石川県輪島市河井町22-38
【電話】0768-22-5155
【料金】1泊2食付 8,400円~(税込、入湯税別)
【URL】 http://www.oyado-tanaka.jp/
入り口をくぐれば漆塗りの受付、部屋や温泉の細部に至るまで、能登の建材、和紙、輪島塗にこだわった宿、「お宿たなか」。食事も能登の新鮮な海の幸がたくさん!

輪島市(旅の2日目)
○輪島朝市
【問い合わせ先】 輪島市朝市組合
TEL: 0768-22-7653
【定休日】毎月10日、25日及び正月三が日
輪島と言えば名物「輪島朝市」!歩いてみると、旬のお魚、珍味がいっぱい! 特に今の季節は、旬のカニ!が美味しい季節です。(問合せは午前のみ)
○職人の技!伝統の輪島塗
『木地屋 荒川鴻一さん』※個人宅のため問い合わせ不可
『塗太郎』
【住所】石川県輪島市河井町1-95
【電話】0768-22-6040
【営業時間】8:00~17:00
【定休日】年中無休
【URL】http://www.nuritaro.ne.jp/
輪島の漆器は完全な分業制になっており、市内には2,000人以上もの人が輪島塗に携わっている。荒川さんは、木地をつくる職人さん。「木地」とは、木から、椀や盆などの基本となる形をつくる工程のこと。荒川さんの職人の技を見せていただいた後、ご主人が納めている輪島塗の最後の工程「漆塗り」をおこなう塗師屋「塗太郎」へ。そこは皇室や三越、目黒雅叙園にも納めている老舗のお店。特別に間近で季節の雑煮椀つくりを拝見した。
○輪風庵
【住所】石川県輪島市河井町わいち4部97番地
【電話】0768-22-0131
【営業時間】8:00~18:00
【URL】http://ysn.am/
朝市通りの近くに漆を使ったお茶をいただける喫茶店がある。漆の実を焙じたお茶「漆茶」を輪島のお菓子、「丸ゆべし」とともにいただく。
○振り売り
【問い合わせ先】 海産物卸 合名会社北洋冷蔵工業
FAX: 0768-22-2281
※問い合わせはFAXのみ。あとは現地で購入してください。
輪島市のもうひとつの名物といえば、鮮魚や干物をぶら下げたリアカーを引く「振り売り」の姿。毎日毎日お得意様を回り、新鮮な魚を届けている。