中国(3)広州と桂林 ゲスト:吉野公佳
 

広州

中国の南の玄関口、広州。人口は1000万人を超え、北京、上海に次ぐ中国第3の都市だ。
イギリスの租界地だったころの街並も残る広州は、1年中緑が絶えることなく冬でも肌寒い程度にしか気温が下がらない温暖な地域。四季を通して花が見られるこの都会は、「花城」という別名を持つ。
広州の目玉はなんと言っても料理。「食は広州に在り!」といわれるほど広東料理は有名で、食材と料理法の豊富さで、他地域の料理を凌駕している。

 

TEL :86-20-8170-2228

☆エビ餃子 16元(約250円)
☆エビシュウマイ 14元(約220円)
☆チャーシュー饅頭 7元(約110円)
※朝は1品5元〜16元、昼以降は6元〜17元で注文できます。

 

桂林

広州から北西へ500キロ。広西荘族自治区、桂林。一番の特徴はなんといってもたくさんの奇妙な岩山。
街のどこにいてもゴツゴツ、ニョキニョキの岩山が見える。桂林の街の真ん中を北から南へ流れる漓江は、山水画の世界を楽しめる川であり、この辺りの人たちの生活に欠かせない川でもある。

 

陽朔

漓江沿いにある中国一外国人が多く訪れる街。漓江下りの南の拠点。そのため店の看板を見ても中国語の下に必ず英語表記があったり、お洒落なカフェがあったり・・・。山の中に意外な空間が広がっている。中国で一番英語が通じる街だといわれている。

 

謝大姐酒魚

陽朔名物ビール魚を食べさせてくれるお店。好きな川魚を店先で選んだら、その場でさばいて、たっぷりの調味料とビール1本で調理するという地元で一番の人気メニュー。このお店は漓江沿いにあります。

☆ビール魚 ナマズ 240元(約3,700円)
※今回は1500gの量で作っていただきましたが、500g80元から作ってもらうことが可能です。値段に関しては、選んだ魚によって異なります。

 

漓江下り

桂林を南北に流れる漓江は、最も中国的な山水画の風景が見られることで、人気を集めている。
およそ2時間半の船の旅はのんびりゆったり心地よい。

☆乗船料 380元(約5,900円)

 
 

龍勝

桂林は、中国有数の米どころ。中でも龍勝と呼ばれるこの村の田んぼは特に美しい棚田として知られている。桂林のある広西チワン族自治区の名称にもなっているチワン族の人々が600年以上かけて作りあげた恵みの棚田だ。桂林市街地から車でおよそ2時間半。

☆入場料:50元(約770円)

 

広南村(トン族の村)

桂林の山岳部に農耕を生活の糧にしたたくさんの少数民族が暮らしている。その一つトン族は、「建築の民」と言われ、高い建築技術を持った民族。トン族が暮らす村には必ず風雨橋と呼ばれる屋根付きの橋と、鼓楼と呼ばれる美しい塔がある。どちらも一本の釘を使わずに建てられている。広南村は桂林市街地から車でおよそ5時間。

 
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