ハノイ
ベトナムの首都、ハノイ。およそ1000年に渡り、ベトナムの政治の中枢を担ってきた。フランス統治時代には総督府がおかれていたこともあり、街にはフレンチコロニアルの建物を街の随所で見ることができる。古くから「水と緑の都」と呼ばれてきたハノイの一番の特徴は、大小20を超える湖があること。大都市には珍しく自然が溢れ、しっとりとした情緒に包まれた街。 |
チャーカーラーボン Cha Ca La Vong Address ：107 NGUYEN TRUONG TO, BA DINH, HA NOI 湖で採れる淡水魚をターメリックなどに漬け込み、軽く揚げたものを香草などと共にたっぷりの油で炒めて食べるお料理「チャーカー」の専門店。チャーカーはハノイの名物で、この店は一番の人気店。 営業時間：10：00～22：00 |
旧市街 ハノイの中心にあるホアンキエム湖の北側一帯に広がる旧市街。ハノイ散策には欠かせない旧市街の特徴は、一つの通りに同じお店が建ち並んでいること。かつて職人が暮らしていたエリアで、その当時は通り名がその職業名になるほど、同じジャンルの職人が同じ通りに店を構えていた。その名残から今でも、同じ通りに同じお店が密集している。 |
水上人形劇場 Water Puppet Theatre Address ：57B Dinh Tien Hoang,QHoan Kiem ハノイで１０世紀から続くという伝統芸能、水上人形劇。ここは水上人形劇専門の劇場。水上人形劇は、ハノイ北部で収穫祭や儀式の際に行われたのが始まり。内容は農家の日常や伝説、神話に基づいたもの。演目は1編およそ3～5分。1回に十数演目上演される。 開演時間：14：00～21：00 ※日によって異なる場合があります。 |
ヴィクトリア・エクスプレス Victoria Express ハノイとラオカイ（中国との国境の街）とを結ぶベトナム国鉄の車両に2～3両の客車を連結させて運行する夜行列車。夜の運行なので、外の景色を楽しむことはできないが、豪華な食堂車や個室でゆったり過ごすだけでも十分に満足できる。ハノイからラオカイまではおよそ８時間。サパにあるホテル「ヴィクトリア・サパ」の宿泊客の専用列車。 ☆ハノイ～ラオカイ（往復） |
サパ
ハノイから北西へ400キロ、経由地のラオカイからは約30キロ南西の山岳地帯にある、高原リゾート。標高1650ｍに位置するため、雲の上の街とも言われている。雲がかかりやすいため、年中霧に包まれていることが多い。夏でも涼しく、周りには素晴らしい絶景ポイントもあるサパは、20世紀初頭にフランス人が多くの別荘を建てたため、今でもその頃の建物が残り、美しい街並を作り出している。近郊に様々な少数民族が暮らしていることでも知られる街。 |
ヴィクトリア・サパ Victoria Sapa Address ：Sapa District, Lao Cai Province, S.R. Vietnam 1998年オープンのサパで最も高級なリゾートホテル。３階建てのゆったりとした造りで、館内やお部屋の装飾には、この辺りで暮らす少数民族たちの工芸品が用いられている。スパやレストランなど施設も充実している。 ☆スイート･ルーム 1泊朝食付き 295USドル（約26,000円） |
ターヴァン村 Ta Van サパの周りに16あるという少数民族の村の一つ。サパ周辺に暮らす少数民族の53％を占めるという黒モン族の方々が暮らす村。黒モン族は特に、機織り、染色、刺繍を得意とする民族。 |
ハロン湾
ベトナム初の世界自然遺産。1994年に登録。一面に広がる山水画のような光景は、中国の桂林によく似ていることから「海の桂林」とも呼ばれている。その呼び名の通り、中国の桂林から続くという石灰質の奇岩群は世界屈指の自然の驚異と称えられてきた。「ハロン」という名前は、この海が持つある伝説に由来する。『かつて、敵がこの地に侵入しようとしたとき、天から龍が舞い降りてきた。その龍は敵の侵入を防ぐため、口から無数の翡翠を吐き出した。それは大小の岩に姿を変え、要塞となり、敵の船をこっぱみじんにした』その伝説から、龍が舞い降りた海「ハロン（降龍）」と名づけられたといわれている。 |
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