LIFE~夢のカタチ~ 姉弟がそろって京都府の「現代の名工」を受賞した和菓子店

2025年9月20日(土) 11:00 ~ 11:30
初代に続いて姉弟がそろって京都府の「現代の名工」を受賞した人気和菓子店!親子3人が受賞したお店の名物は「竹の子最中」。アレルゲンフリーの創作ケーキも大好評です!

◇番組内容1タケノコの産地、京都・長岡京市を代表する銘菓「竹の子最中」。中にタケノコそのものが入った珍しい和菓子です。「竹の子最中」を作るのは、和菓子の店『菓子処 喜久春』。実はこのお店の先代である父に続いて今年、姉の南向由美子さん、弟で二代目の西山基文さんが揃って、京都府が表彰する「現代の名工」に選ばれたのです。親子3人が「現代の名工」に選ばれ、注目を集める『喜久春』。そのお味は?
◇番組内容2長岡京市にある、昭和53年創業の『喜久春』。名物は先代であり京都府の「現代の名工」喜久治さんが考案した人気商品「竹の子最中」。二代目の基文さんが味を守っています。主に京都で採れたタケノコを湯がき、澄んだ甘みの氷砂糖で甘露煮に。三日三晩かけて甘みが沁みたタケノコは、シャキシャキ感が残る、野趣あふれた味わいです。
◇番組内容3お菓子は素材にこだわり、こし餡、粒餡、白餡、作るお菓子ごとにあんこの製造方法を変えています。また、団子用の米粉は、石臼でゆっくり挽いて熱を加えないことで、ふんわりとした食感を生み出します。わらび粉から毎朝炊き上げるわらび餅も、カフェオーレ大福のコーヒー餡も全て自家製。なぜそこまで手間暇かけるのか。「美味しいから」と基文さん。
◇番組内容4上生菓子を作っているのが、もう一人の「現代の名工」、姉の由美子さんです。ファンシーな創作菓子が得意で、アレルゲンフリーの「和菓子ケーキ」が人気です。土台は弟が作った上用饅頭。その上にそぼろ状の餡や練り切り、フルーツ味の餡などでデコレーション。独創的なケーキに仕上がります。
◇番組内容5この日、基文さんが向かったのは、立命館中学校・高等学校。生徒と共に新しい和菓子を文化祭で売り出す試みです。生徒たちのイメージは、ロールケーキ?モンブラン?和菓子らしくない名前が出てきました。とはいえ「できる限り若者の意見を取り入れてあげたい」基文さん。早速、試作開始です。
◇番組内容6モンブラン風の和菓子に、和風ロールケーキ。基文さんと由美子さんの技とアイデアが光ります。はたして生徒たちの反応は?
さらに、二人は『喜久春』秋の新商品にも挑んでいました。それは…どら焼き!
ナレーション
佐々木蔵之介
◇おしらせこの番組は、ABCテレビの『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。