関西ニュース

【大阪】関西空港 浸水被害の原因は5メートル超す高波

12/11 19:28

9月の台風で、大規模な浸水被害を受けた関西空港。被害の原因は5メートルを超える高波でした。

関西空港は9月に発生した台風21号で、滑走路や旅客ターミナルの一部が浸水した他、地下の電気設備も水に浸かり、長時間の停電を余儀なくされるなど、空港機能が一時停止しました。運営する関西エアポートは専門家による検証委員会を設置し、浸水被害の原因を調べていましたが、委員会は、きょう、5メートルを超える高波が発生し、護岸を越えて水が浸水したことが主な原因だと発表しました。5メートルを超える高波は、観測史上最大の高さだということです。また、委員会は、当時の関西空港内の浸水量は270万立方メートルに達していたと明らかにしました。関西エアポートなどは、今後、防災対策として地下の電気設備の地上化などに540億円を投じるとしています。

前のニュース