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ノーベル賞学者と製薬会社が法廷で「対決」 がん治療薬の特許使用料めぐる裁判で双方の主張は?

09/02 19:23

 がん治療薬の特許使用料をめぐり、ノーベル賞学者の本庶佑さんが、小野薬品工業を相手に262億円の支払いを求めた裁判で、2日、双方が大阪地裁で尋問を受けました。

 訴状などによりますと、ノーベル生理学・医学賞受賞者の本庶佑特別教授(79)は、自身の研究をもとに開発された、がん免疫治療薬「オプジーボ」について、小野薬品工業から特許権侵害をめぐる裁判への協力を条件に、会社が得る特許使用料の40%を配分することを提案されたと主張しています。

 しかし、実際に配分されたのは1%で、本庶教授は差額の約262億円の支払いを求めて、去年6月に提訴していました。

 2日、大阪地裁で証言台に立った本庶教授は「(小野薬品工業の)社長から訴訟に協力した見返りとして、40%を配分すると提案された」と主張。

 一方、小野薬品工業の相良暁社長は「40%は大枠として提示し、合意ができれば進めるつもりだったが、本庶教授から『裁判に協力できない』と言われ、歩み寄るのは難しいと判断した」と本庶教授が拒否したと反論しました。

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