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“後ろ手に手錠され14時間以上放置”収容時の映像公開 大阪入管が「不当な制圧」とペルー人男性訴える

09/15 19:59

 大阪入管で手錠をされたまま長時間放置されたとして、ペルー人の男性が起こした裁判をめぐって、収容されていた当時の映像が初めて公開されました。

 (入管職員)「指示に従うか従わないのか。答えろ」。

 これは日系ペルー人のブルゴス・フジイさん(48)が4年前大阪入管に収容されていた時の映像です。

 食事への不満を訴えたところ、職員に押さえつけられ連行された上、後ろ手錠をされたまま14時間以上放置されました。

 ブルゴスさんは、その際に左腕の骨にひびが入るけがをしたなどとして去年、国に慰謝料を求めて訴えを起こしていました。

 (ブルゴスさん)「手錠でやって。担当さん(入管職員)みんな殴る」「びっくりした。こわい」

 裁判で国側は監視カメラの映像を証拠として提出し、ブルゴスさんの弁護団が15日、公開しました。

 (弁護団)「従わなかったらこのまま。懲罰的な扱いを受けている」「同じ人間として少なくとも日本人と同格として見ていないじゃないか」。

 国側は裁判で「手錠の使用は更なる抵抗をやめさせるために必要だった」と主張しています。

 ブルゴスさんは先日、がんの治療のため入管から在留特別許可を受けています。

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