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旧「あいりん総合センター」拠点にする労働者に立ち退き命じる 大阪地裁

12/03 13:55

 大阪市西成区の閉鎖された旧「あいりん総合センター」を拠点にする労働者に、大阪地裁が立ち退きを言い渡す判決です。

 大阪市西成区にある旧「あいりん総合センター」は、職業安定所や市営住宅として使われてきましたが、建物の耐震性が足りないことから建て替えが決まり、おととしの3月に閉鎖されました。

 解体工事を前にセンターを拠点にする労働者らが反発し、敷地内にテントやバスを設置して立ち退きに応じないため、大阪府は去年4月に訴えを起こしていました。

 判決で大阪地裁は「センターの敷地内は被告ら(労働者)による事実上の支配が成立していて、原告(大阪府)が自由に使用できる状態にない」と指摘しました。

 さらに「(労働者らは)生活保護につなぐ支援や、居場所の確保など一定の配慮を受けている」として労働者らに立ち退きを命じる一方、判決が確定する前に強制的に立ち退きをさせる仮執行は認めませんでした。

 労働者側は、判決を不服として控訴する方針です。

関西ニュースヘッドラインKANSAI

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