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歩きやすい街へ 人が歩くスピードで走行「モビリティ」の実証実験 神戸市
02/02 12:48
人間が歩くぐらいのスピードで動く「モビリティ」と呼ばれる、新たな移動手段を使った街づくりの実証実験が、神戸市で始まりました。
(北浦啓記者リポート)「人が歩くぐらいのスピードで走るモビリティの実証実験が始まりました。このようにオフィスで働く人などが、気軽に利用することを想定しています」。
神戸・三宮の中心部で始まったのは、自動で走るモビリティ「iino(イイノ)」の試験走行です。
関西電力の社内ベンチャーが開発しました。
神戸市は、「歩きやすい街づくり」に向けた再整備を進めていて、歩行者が利用できる新たな移動手段の導入を検討しています。
(担当者)「今回走らせるようなモビリティがたくさん走ることで、疲れず(街を)楽しめる」。
実証実験は、2種類のモビリティを使って、三宮と元町をつなぐエリアなどで実施されます。
2月11日まで、歩道上で歩行者の妨げにならないかなどを確認します。