関西ニュースKANSAI
裏千家の千玄室大宗匠99歳の誕生日に「献茶式」 兵庫・西宮神社
04/19 21:49
商売繁盛の神様「えべっさん」で知られる西宮神社で、神前にお茶を供える「献茶式」がありました。
兵庫県の西宮神社で開かれた「献茶式」には、裏千家の門下生や神社の関係者など、約50人が参加しました。
式では神職が祝詞を唱えた後、裏千家の千玄室大宗匠が濃茶、薄茶の順にお茶を点て、西宮神社の主祭神「えびす大神」の神前に供えました。
19日、99歳の誕生日を迎えた千玄室さん(99)は、1964年に裏千家の15代家元を襲名。
2002年に家元を譲った後も、国連親善大使を務めるなど茶道を通じて日本文化の紹介を続けています。
毎年、誕生日に合わせてきた献茶式ですが、おととしは新型コロナウイルスの拡大で中止。
今年も去年に続き、規模を縮小して行われました。