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近大パンフに「美男・美女図鑑」どう思う? “外見差別”と批判続出 在校生の声は

05/18 17:20

 「近大グラフィティ」というタイトルで、毎年発行している、大学案内のパンフレット。

 学部の紹介や、有名な近大OBの特集などにまじって、”騒ぎ”になっているページがあります。それは・・・。

 きりっとした表情でカメラを見つめる近大の男子学生を特集した「近大美男図鑑」。

 そして、やさしくほほえむ近大の女子学生を特集した「近大美女図鑑」です。

 男女それぞれ4人で、写真は全身と顔のアップ。

 フルネームと学部、身長のほか「好きなタイプ」など簡単な質問と答えを掲載しています。

 この特集を組んだ近畿大学の広報室は・・・。

 (近大広報室課長補佐)「雑誌社とコラボして作っていて、雑誌にある企画を近大で行うというコンセプトで作っています。毎年これを読んで入学してきた新入生に聞き取り調査をおこなって、次の号での掲載を決めているが、毎年新入生からは人気の企画になっています。キャンパス内で歩いている学生さんに声かけて、許可をとって撮影しています」。

 「近大美男・美女図鑑」は2015年から続いています。

 これにあきれているのが、近大の教職員らからなる組合です。

 (近大教職員組合のSNS)「組合は以前より苦言を呈していますが、大学案内で『美女図鑑』等、品性を疑う」「学生を『見せ物』としか考えていない、あまりにもひどい発想で広報をしているわけです」。

 さらに”前近代的な人権感覚”という表現も使って、この企画をやめない大学側を批判しています。

 これに対し広報室は・・・。

(近大広報室課長補佐)「いろんな切り口で学生の魅力を紹介する中の1つのコーナーとして考えています」「いろんな角度からのご意見があるので、その内容をよく検討して、参考にしていきたいと思っています」。

 学生たちはどう感じているのでしょうか?

 (近大生)「個人的にはナシかなと思います。顔にフォーカスあててる学校なのかと思うと不快になるかなと」。

 (近大生)「学校の写真だけでなく学生の雰囲気も見えるから、その人がいいなら写真を撮ってもいいと思う」。

 (近大生)「あまり騒がなくてもいい」。

 (近大生)「『これはタイプじゃない』と知らない人に言われたりするのはかわいそうというか。世界には美の基準がいっぱいあると思うから『これが美人だよ』と載せるのは私は好きじゃない」。

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